昨日の続きです。
のりさんが、食べにくいクレープと格闘しているちょうどその時、館内放送がかかりました。
ピンポンパンポーン
駐車場にお停めの〜
習志野ナンバーXXXX〜
あーる、じー、えす、えっくす〜
スズキの青のバイクでお越しのお客様〜
お伝えしたいことがございますので、受付カウンターまでお越しください〜
のりさんこの時、Tシャツに垂れたクレープの汁を拭くのでそれどころではなく
『スズキの青いバイク』
だけが耳に入り、
へぇ、ペケローくんと同じじゃーん。
バイクでスパ銭来る人、いるんだな〜。
好きだねぇ〜w
なんて、呑気に聞いていました。
でもちょっと引っかかるぞ!?
と思い、2回目の放送は、ナンバーや車種もよく聞いていたのですが
ナンバー XXXX
↓
ペケローくんのナンバーは960(苦労)だし、違う、違う。
車種 R G S X
↓
聞き覚えがない名前だな。
うん、やっぱり違うね!
と思ったのですが、
しかしなんか引っかかる。
嫌な予感がする。
なんだろう?
RGSX…
(ペケローくんはGSX-R)
むむ!
使ってるスペルは同じだ!
いや、でもナンバーがちがうし…
ん?
ナンバー960は、ネズミ男のだったかも!
(ペケローくんのは覚えていない)
も、もしかして、
こ、これは、
ペケローくんのことではないか!?
慌てて食べかけのクレープを片手に受け付けに聞きにいくと、やはりペケローくんのことでした。
どーーーん
お、お伝えしたいことってなんでしょうか!?
すると、店員さんが朗らかに
あ!
お客様のバイクですかね。
こちらのお客様が、お客様のバイクを倒してしまったそうなんです!
そばには申し訳なさそうに立っている知らないおじさん。
なんでも、駐車場から車を出している時に、ペケローくんにコツンと当たってしまったらしく、ペケローくんがバタリと倒れてしまったというのです。
がーーーーん
ペケローくん、のりさんとはまだ1度も寝てくれないのに、知らないおじさんに押し倒されて、やすやすと寝してしまったの!?
初めてのふて寝を赤の他人に奪われてしまったなんて…
いや、そこじゃない!
と、混乱しているのりさんでしたが
まずは、現物を確認してください!
と、サンダルを渡され、強制的に外に連れて行かれました。
![悲しい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/596.png)
その間も、汁を飛ばし続けるクレープヤロウと格闘するのりこ。
この後、警察官に免許証を確認したいと言われ、スパ銭の2階の脱衣所まで戻り、ロッカーの中から財布を出そうとするものの、鍵が開かないよ!
あ!これは、下駄箱の鍵だ!
ロッカーの鍵はどこだ?
ないないない!
どこにもない!
ロッカーの鍵がなーい!
そうだ、放送がかかって慌てて外に出たからその時落としたのかも。
と、受付に聞くも届いておらず、クレープ食べてた場所に戻ったり、歩いた場所を思い出しながら館内を上へ下へとウロウロ。
受付のお姉さんも心配して、マスターキーを用意してくれたところで、
あ!
ありました!
左手に着いてましたwww
なんて茶番を挟み
自賠責保険証も携帯してなかったけど、なんとか写メを探しだし、事故証明手続きを完了しました。
んもー
せっかく温泉入ったのに、汗かいちゃったよ!
おじさん、お互いの氏名などをメモるときも手がブルブル震えていて(のりさんは脅してません)、ペケローくんのことも
このバイクは200万円くらいするのでしょうか?
とおっしゃってました。
そんなにしません!
50万円くらいですので大丈夫ですっ!(大丈夫ではないけど!)
と答えると、
でも、大事なバイクですよね
本当に申し訳ない。
って、言ってくださり、ちゃんと保険で対応するし、
万一保険が降りない時は、自分で弁償します。
逃げませんから!
と言ってくださりました。(のりさん本当に脅してませんよ)
事故処理が終わって、体がすっかり冷えてしまったので、再び温泉にはいり、結局22時過ぎに出て帰宅。
月まで綺麗な夜でした。
傷の具合いは明日確認します。
続く〜
【オマケ】
しかし、なぜRGSXって言われたのかな?って不思議だったけど、このロゴをみたらそう読めますね!