2日目の夜は楽しく過ごしていたのですが、実はのりさん、ひとり葛藤の夜でもありました。
葛藤の理由は
女性特有の月1のアイツ問題🩸
(生々しい話でごめんなさい。)
女性の方ならわかると思うのですが、ツーリングや温泉旅行の時は、なるべくアイツに当たらない様に計画を立てるものなんです。
今回ももちろん、まったく掠りもしない完璧な日程だったはずなのに、まさかのタイミングでアイツがきてしまったのです。(たまーに狂う。)
この日は朝からかなり汗をかいているけど、四万温泉にはドライヤーがなかったので、頭を洗っていません。
(こんなことなら帰りに沢渡温泉に寄って綺麗にしておけばよかった。)
しかしアイツが来てるとわかってて、今更共同の風呂に入るのは気が引ける&面倒くさいため、のりさんの温泉ツーはここで打ち止めです。
もう頭も洗わないで家まで帰ってやる!
↑みんなに汚ねぇから洗ってきなよ!と言われたけど、もうすでにこの時は怠くて体が動きませんでした。(←根本は風呂嫌い)
でもです。
温泉は我慢すれば良いだけの話なのですが、明日は家に帰る日。
アイツの到来2日目に、家まで200キロ以上走ることになります(2日目が1番きつい)
これが問題。
アイツがいると、頭痛、腹痛はデフォですが、いつも以上に注意力散漫になるので、ほんとはバイクなんて乗りたくないんです。
しかし、走らねば家に帰れない。
というわけで、翌朝6時。
なるべく体調が酷くならないうちに、逃げ帰ります。
トイレに起きた妖怪さんがお見送りしてくれました。
ありがとう妖怪さん。
せっかく綺麗にしてくれたヘルメットに、2日間洗ってないくっさい頭を突っ込んでかえります。
とは言え、景色もちゃんと押さえて行きます。
今回3回目の国道最高地点は、この日が最高の景色でした。
雲海と富士山まで見える!
この時気温が推定10℃以下、流石に寒くて、カッパを持ってこなかったことを激しく後悔していたのですが、
この写真を撮ってくださったご夫婦の奥様が、
あら、女性ライダーさんだったのねー!
素敵ねー!カッコいいわー!
と言ってくださり、hp回復。←単純
また、この素晴らしい景色で、さらに回復
渋峠は植林されていない自然の状態の植生なのだそう。
それで緑の色がバラエティ豊かなのかな。
天空の道
素晴らし過ぎるぅぅぅ〜
と、ここまでは本当に胸躍る絶景路でしたが、同時に凍る様に寒く、1時間後に下界に降りた時には、心底夏の暑さがありがたかったです。
(次はどんなに暑くても絶対カッパは持ってくる!)
時刻は7時30分、草津のコンビニで朝ごはん休憩。
のりさんやはり景色がいいと、疲れないし元気が出ます。
よし、帰りこそは17号を走らずに、楽しい道で帰りましょう!
なーんて、平常時でも間違えるルートを、生理中に間違えずにいけるわけもなく、帰りも安定の17号を走ります。
結局、最短距離に敵うものはなし!
帰りの17号はいつになく快適で、信号にもあまり引っかからず、スイスイ走れました。
暑さもさほど感じずに、途中でドーピングしたら頭もスッキリ。
この休憩中には、自転車に乗った年配のお姉さまから
あーた、かっこいいわねー!
私も若かったら乗ってみたかったわ。
あー、憧れちゃうわぁ!
って、声かけられて、またまた元気復活。
かっこいいのはペケローくんなんだけどね。
そして、この猛暑に自転車に乗ってる姉さんの方がすごいと思うけどね!
そこからは外環までノンストップ。
外環の手前で急に雨が降り出したかと思うと、信号待ちのほんの10数秒でこの状態。
(やっぱりカッパ…)
ですが、降り初めてすぐに外環下に潜れたので、被害はこれだけで済みました。
(ん?要らないか?)
この後、大豪雨!
なんてラッキーなんだ
(要らないな…)
外環下から出る頃には雨は上がって、すっかりお天気は回復していました。
(うん、要らないね…)
いや、次は絶対持って行きます(←カッパの話)
そんなこんなで、なんとか気力と体力を保ったまま、お昼前に無事に家に着きました。