第12回朗読だいすきコンクールin兵庫 | リムの声(おと)

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こんにちは。
劇団車輪のわく-Rimです。
稽古場日記的な事を綴ってまいります。

石﨏ですニコニコ

 


10月28日(土)、兵庫県姫路市で開催された、第12回朗読だいすきコンクールin兵庫に、ツインの部で参加してきました。
 

相方は、リムのOG高橋さんです。



 参加作品は、新美南吉の「去年の木」

 

大好きなお話だったので、読めるのが本当に嬉しかったです。
 

 今回のお話、仲良しの小鳥と木が出てくるのですが、この「ふたり」の関係性を、沢山考えました。で、話し合いの結果、小鳥と言っても子どもとは限らない。おとなの恋愛話として読もうということになりました。


 コンセプトが決まってからは、イメージがどんどん溢れて、楽しくて仕方なかったです。「また会える」そう信じて疑わず、来年を楽しみに分かれた二人、「またねー、待っててねー」と幸せな別れで。


それなのに、それっきり二度と会えなくなってしまった。泣くうさぎ小鳥の葛藤とか、不安、行く先々で出会う様々な感情、目の前で木が斬り倒されて、切り刻まれていくのを見ている周囲の思い、そういった色々なものが、この短い物語の中に沢山溢れていて、新美南吉、本当にすごいなーと思わずにはいられませんでした。




 リムの先輩にあたる高橋さんは、自分は朗読は初心者だからと、全て、私の思うようにやらせてくれました。そしてぐんぐん上手になっていきました。
 

 

 元々役者としてすごい人なので、安心して、私のイメージをぶつけていきました。
 

この文章の中で大切なのはこの言葉だから、ここを大事に読みたい。ここを大事に読むためには、ここの発音はこうあってほしい。等々。いやー、本当に細かく細かく。
 そして、もちろん高橋さんも、色々なアイディアを出してくれる。本当に楽しい時間でした。高橋さん、この場をお借りして、本当にありがとうございました。


 当日は、娘も行きたいってことで、前泊から後泊まで姫路を満喫してきました。
 

 高橋さんと、個人出場の高岩さん(こちらもリムOBグラサン)と、娘と、4人で食べる夕食も楽しくて。翌日はコンクールだというのに、長々語り合いました。



 そうそう、前泊の日、姫路城観光したのですが、丁度不思議な天気の日、良いお天気の中、お城まで歩いていって、天守閣まで上がる途中で段々雲行きが怪しくなり、まるで映画の撮影のような空と空気と風、靴を脱ぐ数秒前からポツポツと振りだして、天守閣の中では雷雨雷


いつもよりきっと暗い階段を登りながら、滅多に無い経験に、テンション上がりまくりアップ

 

 

雷雨の中、暗闇で見る武器庫は、迫力も満点で。
いやー、楽しかったです照れ


天守閣からお城を出る頃には雨も上がり、雨上がりの街並み。

 

なんだこれー音譜

たのしーってラブラブ音譜感じでした。
 

 

 ちなみに、天守閣行くまでは娘と二人、

 

 

お城の中で、他のメンバーとも合流して、4人でわいわい。

 

面白い旅行です照れ

 



 後泊は、私と娘の2人だったので、また、それは、違った感じで楽しみました。


 そうそう、今回、一番嬉しかったのは、娘が久しぶりにゆっくり皆さんの朗読を聴いて、すごく楽しかったみたいで、しかも

 

 

「お母さん上手になったんだねー」

 

 

と改めて誉められた事でしょうか照れ
 

あっ、結果はツインの部で2位を頂きました。

 

 

ちなみに、高岩さんも個人の部2位チョキでした。

 

 

私よりも娘の方がテンション上がっていて、皆さんの読みに感動していました。

 

 涙あり笑いあり、緊張あり、幸せな時間でした。

いつもながら、だいすき運営の皆様の心配りには脱帽です。

 


 

本当に本当に、ありがとうございました。
幸せな時間でした。