​はじめての育児
不安なこと



私は

息子が初めての育児なのですが


周りに子供が少ないのもあって


ほぼ抱っこした事がなかったし

オムツもかえたことなくて


とにかく何もかもが不安だった


産後病院で

はじめて抱っこした時


想像以上の重さに

驚いた事を鮮明に覚えている


重く感じるのは責任の重さだと

誰かに言われた


NICUにいた息子だから

オムツがえが1度も出来ていなくて


不安だったから

退院前に2回やらせてもらった


何をどうすればいいのかわからず

あまりに細い足を

持ち上げる事がとても怖かった


これであっているのか?と

とても不安になった


1ヶ月もすればプロになる

そんな風に看護師さんが言っていて


プロとは?と思った私だけれど

それはすぐに理解できた


あまりにも多いオムツがえだから

嫌でもプロになる


寝返りをして

パンツタイプにかえる頃には


オムツのサイズや種類にも

だいぶ詳しくなった


お祝いでもらったテープタイプが

まだ残っているから

地道に使っているのだけれど


時々触るテープタイプが懐かしくて

あんなに不安だったのに


と、産んだあとの事を思い出す


はじめて母乳をあげた時

はじめてゲップをさせる時や


はじめてお風呂に入れる時

はじめて着替えする時


壊してしまうのじゃないかと

不安になるほど

グニャグニャの体だから


いちいち緊張していた


今では保湿も着替えも早い

お風呂だって早い


綿棒浣腸すら余裕だから

人の適応能力って凄いと感動する←


私の人生で

出会う事がないと思っていた

自分の子供


今では2人目が欲しいと思うほど

育児を楽しめている


思うようにいかない事だらけ


頑張って対応しても泣いていたり

なんだか機嫌が悪かったり


それでも幸せなのは

きっと息子が必死に生きているから


それだけで幸せだと言える


お座りが出来るようになった息子

つかまり立ちもしている


体力オバケな息子は

とにかく遊んでいる時間が長い


目が離せないし

ヒヤヒヤする事も多い


その成長を見守れる事

ヒヤヒヤさせてくれる日常が嬉しい


私を飽きさせない息子は

今日も夜中3時半から起きて遊ぶ


寝ぼけながら付き合う遊び


それが幸せなのだから

息子が与えてくれるオキシトシンは

とんでもない量なのだろう


疲れて私の足に抱きついたまま

寝落ちしてしまう


その顔がとても愛しくて


抱っこが不安だった自分は

一体どこに消えたのだろうと思う


すっかり母になった自分に

今でも時々、戸惑ったりしながら


今日も息子と向き合う


今週の離乳食は

プチトマトとじゃがいもと

卵とバナナ


先週と同じくアレルギーにビビる


息子が産まれてから

嘘みたいに心配性になった私


こんなにも不安で

大丈夫かな?と何度も確認するのは


きっと愛しさが増しているから


失うものは

何もないと思っていた過去


ウサギを飼い、犬を飼い

息子に出会って

絶対に失えない命で溢れた


そんな私の生活は

今、とてもカラフルだから


まだ見えない未来が

楽しみで仕方なかったりする


不安なくらいで丁度いい

ひとつひとつ解決していけばいい


今日もあの笑い声を聞けるように

気に入る遊びを探そう