イライラしない思考回路
息子が夜寝たあと
時々、お友達と通話するのですが
バリキャリの友達は
私が妊娠してからと言うもの
子供に興味がわいたみたいで
いろんな話しをします
そこで何故そんなにも
イライラせずに育児出来るのか
と、質問責めにあって←
理系バリバリのお友達は
私の思考回路に着目したみたいです
10代の頃から
長くお友達をしているので
それもバイト先で知り合って
一緒に働いていたので
前々から
kikiちゃんはイライラしないな
と、思っていたみたいで
ずっと不思議だったそう
沢山話していてわかった
相手の立場で凄く考えているよね
そう言われたのですが
私はハテ?とピンときませんでした
掘り下げて話していくと
何もかも
相手の立場になって考えるから
持ち前の想像力で
論理的に解決していると思う
そんな風に言われました
例をあげると
離乳食を食べてくれない日がある
その事に対して
なぜ落ち込まないのか?と聞かれ
私たち大人でも
初めての食べ物を食べさせられたら
戸惑ってしまったり
吐き出してしまう事があるだろう
こんなに
沢山の味や食感を知っていても
初めての物は気持ち悪い
その上、見ても理解出来ないから
私が目隠しをして
初めての食べ物を口に入れられるのと
同じだと思っているから
食べなくて正常な反応だと思う
そう答えたのですが
まず、自分に置き換えて
考える所が
前々から凄いと思っていたことを
思い出したと言われました
そして
懐かしい話しをしてくれました
以前、ウチの犬の話しになった時
もし私が犬だったら
こうされたら嫌だからしないよ
と、今回の息子の事と同じように
話していたみたいで
それに凄く驚いたそうです
自分もペットを飼っているけれど
そんな風に考えた事がなく
むしろ飼ってあげているくらいの
気持ちだったことを
反省したのだと話してくれました
誰に対してもそんな風に
自分で置き換えて考えているから
イライラしたり
落ち込んだりしないんだね
そう言ったあと
その感覚欲しいな、と呟いていて
合理的に生きる事は
きっと自分の精神を安定させるね
効率が良くなるから
イライラが余計に減るよね
と、なんとも
理系らしい事を言っていました
誰かの行動を分析すること自体が
理系すぎて面白かった
そんな私も
夫に散々理系だと言われますが
私は自分の
どこが理系なのかわかりません
ただ、物事に対して
よく理由を探してしまうので
理由さえわかれば
解決できる事だらけだと思っていて
そこに落ち込む必要が無くなるから
考える事が好きなのです
息子が泣いているのだって
喋れないから仕方ないと思っているし
どんなに小さくても人間だから
私たち大人と同じように
疲れすぎたら眠れないし
不安になると心が苦しいだろうし
お腹が減ったら機嫌が悪くなるし
嬉しい時は笑う
自分でうまく動けないだけ
言葉が喋れないだけ
ただ、それだけだから
自分の子供が周りより寝ないとか
みんなより離乳食遅いとか
寝返りなかなかしてくれないとか
身長が少し低いとか
平均と違う事は心配になる
私だって
いちいち不安にはなるけれど
それは親だから仕方がない
我が子の成長と幸せを望むのは
本当に当たり前だから
心配はすればいいと思う
不安になった時は誰かに話せばいい
子育てはみんなですればいい
そう思っているから
私は義母に預けて遊びに行く
自分の意思で息子と離れている
息子を育てる親である前に
私は1人の人間だから
まず自分に優しく生きる
その上で大切な人に優しくする
それが私のセオリーなのだけれど
少々、あつかましい所があるから
この性格のおかげで
いろんな人に甘えながら生きている
カッコ悪い所も見せるし
出来ないことは出来ないと言う
そんな性格の私でも
たまに
出来ない自分に病んでしまうから
世の中はみんな
少し頑張りすぎだと思う
イライラしない事が正義じゃなくて
イライラしない環境を整える事が
私の中では正義だ
祖母に教えられてきた
自分の機嫌は自分で取れと言う考えは
今の私を作っている
ストレスがたまったら
友達と出かけてワーワー言うし
甘いもの沢山食べたり
少し夜更かししてボーっとしたり
自分なりの癒しを作っている
私の価値観は
別に特別でも何でもない
ただ、出来る限り
全員が幸せに生きていきたいと
願っているだけ
その願いが少しでも叶うように
考えているだけ
理想と現実は違う
だから、そこに落胆しないだけ
人は理由がない事に
ストレスを感じるように出来ている
だから理由を考える
そうすればイライラしないで済む
息子が離乳食を食べない時
本当はただマズイだけかもしれない
でも、本当の気持ちは
息子にしかわからないのだから
勝手にマズイのかな?と決めて
落ち込んだりしない
今は気持ちを
わかってあげる事が出来ないから
ただ、食べられるようになるまで
諦めずに続けていく
5日目で
食べるようになったカボチャ
よく諦めずに続けてくれたね
そう言って頭を撫でた
やっぱり大好きなほうれん草に
豆腐より好きだったしらす
1日目からすぐに食べるものもある
臨機応変に考えられれば
しんどくないから
息子の場合は
軽くミルクをあげてから
離乳食の時間にしている
教科書じゃなく
息子の性格と向き合っていく
夫にだって、友達にだって
そう付き合っている
何か伝える時に
私だったらこうすると言うより
あの子だったら
どう伝えるのがいいだろうと考える
お友達が通話中に
その考え方ちゃんと誇っていいよ
そう言ってくれたから
忘れないように言葉に残した
息子にオモチャを買った時
遊ばせてるじゃなく
遊んでもらってる、そう言える
kikiちゃんの表現は
凄く尊敬するし、自慢の友達だよ
その言葉がやけに嬉しかった