​やりたい育児



私は教育ママではありませんが

妊娠する前からやりたい育児があって


正しい自己肯定感を

与えてあげることなのですが


とにかく話しを

聞いてあげたいと思っています


なぜかと言うと

幼少期の私はとっても気をつかっていて


話しかけるタイミングや話したい内容を

我慢することが多々ありました


無意識に

大人の顔色を伺って過ごしていたので


今、その反動で

夫に対して聞いて聞いてが凄くて


満たされなかった欲求を

埋めていっているような感覚です


赤ちゃん返りのようなものだと

思っているのですが


付き合ってくれている夫には

感謝するばかりです


そんな私は元彼や夫に

人として大切な感情の何かがない

と、言われた事があって


モラルや人としての思いやり

そういったものはしっかりあるのに


どこか大きな穴があいているような

感情が足りないと感じる


そんな風に説明されました


自分でも

何か人と違うような気はしていたので


言われても傷つかなかったけれど


だからこそ

自分の子供に私の普通を与える事が嫌で


どうすればいいのか考えていました


そして思ったことは

ちゃんと子供をさせてあげよう

と、言う事でした


私は大人のような子供時代で


オモチャが欲しいとか

あれがしたい、ここに行きたい


と、言ったことはありませんでした


勿論それは

精神的にも同じで


抱きしめて欲しい、褒めてほしい

とも言った事がありません


言ったところで叶わないなら

言わない方がいい


そんな風に考えてしまっていて


ワガママを言うよりも前に

ワガママが言えない育ちになっていて


言っても困らせてしまう

迷惑をかけてしまうと考える方が先で


思っていることの半分も

言ったことがないように記憶しています


だからこそ失っている

感情があるのじゃないかと考えました


結論、育ててみないとわからないけれど


息子が

子供らしい子供でいられるように


褒めて欲しい、抱きしめて欲しい

お母さんと一緒に眠りたい


そんな風に甘えられる感覚を

作ってあげたいと思うようになって


子供の発育について勉強していると


親が仲良しだと

子供の心は幸せに育つと言う事を

知る事ができました


片親だとしても真っ直ぐに愛情を向け

人と関わらせてあげていれば


精神的に安定して育つみたいだから


両親揃っていて仲が悪いより

いい環境だってあると思うのだけれど


夫婦喧嘩をしていると

子供は無意識に自分のせいだと

感じてしまうみたいで


自己肯定感が下がってしまう

脳の作りなのだそう


とは言え、完璧は無理だから

夫婦喧嘩をしないのは難しいと思う


だから喧嘩したとしても

仲直りするところまで見せてあげて


息子のせいで喧嘩したんじゃないよ

と、都度言ってあげたい


そんな風に夫と話し合って決めた


その話し合いを沢山したうえで

妊娠出来た事は

私にとってとても安心だったし


夫との絆が深まった気がして嬉しかった


そして妊娠している時に

アグネスチャンの育児方針をたまたま

テレビで観たのだけれど


まさに私のしたい事を実戦していて

凄く大好きになった


と、言うのも

子供に待ったをしないらしく


子供がなんで?と聞いてきたら


どんなに忙しくても手をとめて

よくぞ聞いてくれました

と、凄く褒めて話しを聞いていたそう


料理中でも掃除中でも

可能な限り手を止めていたみたいで


まさに私の理想だなと思いました


とは言え

きっと完璧には出来ないけれど


1回でもそれが多く出来たらいいな

なんて思っています


幼少期、私はとてもなんでマンで

不思議が溢れていました


だけれどそれを話せる相手も

一緒に解決してくれる人も居なかった


そのおかげで

未だになんでマンだから


気になればすぐ調べるし

人の行動や心理にも凄く興味があって


常々、なんでなんでと思っているから


息子とそれが出来たら

私自身も救われるんじゃないかと

感じているのだけれど


アグネスが子供の興味は

今、一瞬だから逃してはいけない


それを逃すと聞かなくなってしまう

そんな風に話していて


まさに私がそうだな、と思った


だからこそ

やっぱり話しを聞いてあげられる

母になりたいと決意した


アグネスの子供は3人とも

ハーバードに行ったらしいから


かしこいのね〜

と、感心したのだけれど


私はそこまで望んでいる訳ではないから


息子が単純に

楽しい幼少期を過ごすことが出来れば

それでいいと思う


それが自己肯定感に繋がるのだから

それ以上に望む事はない


私も自己肯定感は持っているけれど

それは積み上げてきたもので


元々、持っているものではないから

どこまでいっても自信はない


変な自己肯定感を作ってしまうと

プライドばかり高くなって

承認欲求が強くなってしまうから


ただ、生きているだけで

自分は愛される価値のある人間だと


そう思える

自己肯定感を与えてあげたいし


それを与えられる人になって欲しい


育児なんて理想通りにはならないし

悩みだらけなのだろうけれど


ただ、人間の性質を知っているだけで

修正出来る場面は沢山あるから


息子がどんな性格に育ったとしても

幸せに生きていけるように


私も沢山の努力をしたい


母にさせてくれた息子に

恩返しがいっぱい出来るように


生きやすい性格の形成を

頑張ってあげたいなと思っている