​体外受精説明会o(`ω´ )o


待ちに待った体外受精説明会

転院して3ヶ月

ようやく説明会の日になった


夫に仕事を休んでもらい

一緒に説明会に参加


後に知ったけど病院によっては

夫婦で参加しなくてもいいし

DVD見るだけでOKなとこもある


私の通う病院は

夫婦2人で予約をとって

お医者さんと夫婦一組だけの

マンツーマンスタイル


2時間近く枠を取られた


診察室に2人で入ると

いつもの担当の先生じゃない人が

どうやら説明してくれそう


自分(30代半ば)より

年下にも見える

気が弱そうで頼りなく見える先生


パソコンの画面を見せてくれて

ひとつずつ説明してくれた



    

体外受精のしくみ
どんな治療法があるのか
どの治療をするか
私たちの年齢の確率論
どのくらい通院が必要なのか
治療費はいくらか
これからする検査項目
治療スケジュール​


これらを丁寧に話してくれた


正確に言うと治療費は

会計の人が別で説明してくれた


病院の方針なのか

夫がとても重要である事

どのくらいのサポートが必要か


とにかく夫に沢山の説明をしてて

これから妻がどのくらい

キツい治療をしていくのかを

夫の顔をじっくり見ながら話して

覚悟(?)をさぐるように

何度か質問形式で夫に問いかけた


私の場合の

どの治療方法にするかを話して

それも細かく説明してくれた


ところどころ質問ありますか?

と、立ち止まりながら

理解出来てるかを確認された


先生は私が多嚢胞性卵巣なので

ロング法を試す予定です

と、絵や数字を見せながら言った


採卵までに時間はかかるけど

そのかわり数が期待できるのだとか


ただ、デメリットがあって

OHSSと言う病気になる可能性が

あることを伝えてきた


パッと聞いてもわからなかったが

絵を見せながらの説明で

なんとか理解する事はできた


絵を見た事で

不安にもなったけど、、(´・_・`)


それに自己注射は扱ってなくて

毎日の通院が必須になる

と、説明してくれた


そして最後に


 

​体外受精を本当に進めるか
お二人で必ずしっかり
話し合ってきてください


と、力強く言われた


結論、私よりも夫がビビってた

なんでやねん(。-_-。)


体外受精がこんなにリスクが

あると思ってなかったし

確率が思ったより低かったらしい


それなのに採卵やその後の症状

毎日の通院

採卵したとしても卵が取れるか

わからないと言う事

更に卵が取れたとしても

受精できるかわからないことや

受精できたとしても

それが細胞分裂をしていって

胚盤胞になれるかもわからない事


あまりのハードルの高さに

一気に弱気になってしまったらしい


いやいや

あなたがそんなんでどうするねん

と、言いたかったが我慢


励まして欲しい時に

包容力で安心させて欲しい時に

何で弱気?と

イライラした事は内緒にした


はじめての事は誰でも怖い


でも、不妊治療する家庭の

旦那様には

みんなきじょうに振る舞ってほしい


きっと奥様たちは

そう思う人が多い気がする


どこまでいっても夫婦の温度差は

必ずあるから

仕方ないとわかっていても

女ばかり頑張ってる気持ちになる


同じ温度は難しくても

同じ方向は向いていたいな


1人で頑張るには限界がある


そんな事を思いながら帰宅し

体外受精に向けて2人で話し合った

面と向かって

話し合わない訳ではなかったが

リアルな話しは少なかった



​体が第一優先だから
治療が辛かったらやめてほしい
子供が全てではないから


と、弱気になっている

夫が弱々しい声で言ってきた


また私はイライラした

(カルシウムが足りてない)


そもそも不妊治療ありきで

結婚して

子供を望んだのは夫だ

私は不妊体質だから内縁関係が

いいと言ってきた


それでも治療ありきで

押し切ったのは夫だったのに

今更子供が居なくても

なんて言われても納得が出来ない


だったら初めからクリニックに

通わなくていいし

仕事だって辞めなくて良かった


そんな都合のいい逃げ方をされたら

今までの努力が消されるような

そんな気がして

私は泣いて怒ってパニックになった


先に諦めるのは私がいい


勝手に弱気になって

勝手に終わらせないで欲しい


私だって夫をパパにしてあげたいと

思って頑張ってきたんだから

義父と義母を喜ばせたい安心させたい

そう思ってきたんだから


今更、体が1番だなんて言わないで

そんな風に泣いた


やれる事あるうちに諦めたくない

せめて体外受精してから

頑張れるだけ頑張ってから

私のタイミングでやめたいことを

なんとか伝えて

夫に納得してもらった


説明を聞いて夫が尻込みしたのは

意外だったけど

終わりを自分で決めれる事が

決まったので良かった


疲れて動けなくなったらやめよう

そう決めて同意書を書いた