もう一人の私
明日から日本橋高島屋で開催される「池坊展」に
日頃ご指導頂いている先生が出瓶される為、
今日は、朝から生け込みのお手伝いに行ってきました。
お手伝い・・・と、言っても、私のようなひよっこは、
身の回りの雑用係で精一杯。
他にきちんとサポートしてくださる先生が何人もいらっしゃるので、
お昼をご馳走になって、殆ど勉強させて頂く、といったところでしょうか?
とても、大切な経験になります。
2時過ぎに搬入(作品を会場へ持ち込むこと)。
東京では、3月には上野の東京都美術館、5月には銀座松坂屋と、
毎年恒例の花展が開かれます。
どちらも、とても大きな規模の花展です。
しかし、、、今回は、、、私の予想をはるかに超えた
それを大きく上回るものだったのです。
会場の広さや、それに関わるスタッフの多さは言うまでも無く、
日頃、作品を本に掲載なさっている、
超有名な先生方の、それはそれは素晴しい生け花。
スケールの大きなため息の出る作品。
どれも、目を見張るものばかりです。
「それは、当たり前よ。
今回の花展は‘池坊専永家元継承60年記念”の花展なんだから。」
池坊の文献に残る、「伝花」と呼ばれる伝統的な生け花が
歴史絵巻のように再現されています。
一角には、掛け軸や、本物の絵巻物を展示したスペースが・・・。
「こんなの、めったに見られないわよ。」と、先生。
ミーハーな私にとって、
家元と何度もすれ違い、
時期家元が「こんにちは。」と、言葉を返してくださって、
当たり前のように、あちらこちらで、有名な先生方の姿を見つけて、
芸能人を一度に立て続けに見たような感覚なのでしょうか?
私の先生はあきれ果てていましたが、
私にとっては、夢のような体験で、一日中興奮状態でした。
それとは、全く関係無く、ただ純粋に
とにかく、とにかく、贅を尽くした、
素晴しい作品ばかりが展示されています。
季節もちょうどいい時期で、
桜や、藤や、牡丹に、菖蒲、、、
全国から、一番良い状態で集められた花々が、見事に競演しています。
煌びやかで厳かな空間が、そこに広がっているのです。
私の、ミーハー話にがっかりなさった方もいらっしゃるかもしれませんが
明日から、26日(火)まで開催されています。
2日置きに、作品も入れ替わります。
池坊に全く興味の無い方も
是非皆さん、足を運んでみてください。
あまりの美しさに、生け花を始めたくなるかも知れませんよ。