桂林にて。 | K*flowers

桂林にて。

今日は晴れてくる・・・って、言ってたけど
洗濯物を干すには今ひとつ・・・って感じのお天気。


何だか今日一日はぼ~っとしていたいなと、思いました。



頭に残るのは、特に桂林の人々。

あんなに美しい水墨画の世界に住んでいるのだけど
電気が通るようになったのは、つい20年前とのこと。
日本では当たり前の光景ですが、
あんな山奥に電線が引かれていたのは不思議な光景でした。


観光地で必ず出会うのは、品物を売りに来る人々。


行き先々で待ち受ける彼ら。


四方八方から、私たちの元へ駆け寄ってきて
品物を両手に抱え、必要に話しかけてきます。


断っても、断っても、ずっと追って来る。
値段もどんどん下がっていく「言い値」の世界。


凍りついたのは、桂林の有名な鍾乳洞の出口。
バスを待つ間、大人に混じって子供が花を売りにやって来ます。
小学校低学年程の子供たち。
・・・赤いカーネーションだったでしょうか?

「ねぇ、ねぇ、、、」と、言う感じで
洋服のすそや、バックの紐を引っ張ります。


可哀想だけど、断るしかありません。
「ごめんね。」そう言いながら、到着したバスに乗り込みます。
しかし、彼らに諦める様子は全く無く
バスの中にまで、入り込んで来そうな勢い。


バスのドアが閉まろうとするのに、決して動こうとしません。
現地ガイドさんに叱られ、ようやく後ずさりする彼ら。


「あなた方は、油断しすぎる。」
ガイドさんは、少し強い口調で言います。
「あれは、スリですよ。」
「・・・」

言葉が出ませんでした。

頭にちゃんと入れていたはずなのに・・・。


彼らは、したたかに生きて行かなければならないのです。


いつになったら、彼らがきちんと学校へ行けて、
当たり前の生活を送れる日がくるのでしょうか。


花を育てて、美しい・・・と、思える

そんな日が、いつになったら来るのでしょうか。