私は神戸っ子です。


但し両親は神戸っ子ではありません。


母は山口県出身。父は大阪出身です。


父は幼少の時に商店を営んでいた家が貧しくなり店をしまい神戸に家族で出てきました。


それ以降の苦労を聞いた事がありますが、大変な苦労で、それでも家族を支えながら立派な大人になり、働き者の息子として、夫として、父親として生きていた事を娘として誇りに思っています。そして感謝しています。でも、生前にその事を心の底から伝える事が出来なかった事が私の父に対する後悔です。


きりがないので、前置きはこれぐらいで。


神戸の街は震災後にとても新しくなりました。


でも神戸はいつでも新しくなります。


私の家のお墓は宝塚にありますが、宝塚の街の景観の魅力は、古さにあると思います。


古くて汚いわけではありません。


古いものを大切にお手入れしながら美しく魅せているのです。


そこには清潔感があります。


駅前のバス停でも、昔のままの丸いデザインのものを塗り替えて、きちんと清潔に使っています。レトロでもありますが、何より清楚な気品があり、さすが宝塚乙女の街だなと思います。


神戸は私のホームタウンです。神戸には色んな顔があり奥が深いので、一概には言えませんが、

神戸は「古くなれば新しくする」風潮があります。


私はこの地元の神戸が大好きですが、そこだけがあまり好きではありません。


でもきっとわけがあって、そうなってるのだと思います。


5年前から神戸はストリートピアノを取り入れました。市内に30ぐらい設置されてます。日本で一番多い街です。ピアノはかつて閉鎖された小学校等で使われてたお古です。

その事は私は大好きです。


要らなくなったものを処分するのではなく、大切に残し、文化の和を広げる。本当に大切な良い事だと思います。


色んな事を書いてしまいましたが、


これは私の独り言。


ではでは、またの投稿でお会いしましょう。