私と天然石のはじまり。
お客様に、「天然石はいつから好きなんですか?」
そう聞かれることがあります。
実は、私が初めて天然石を手にしたのは幼稚園の
頃でした。
ある日、一つの水晶玉と出会いました。
母とお世話になっていた住職さんと出かけた先の
お土産屋さん。
そこでは、不思議な形をした壺、大きな招き猫、
木で作られた不動明王など、、、
見たことがあまりない品物ばかりで、
別の世界に来たみたいに見えました。
幼稚園児の私にとっては
不思議な世界観で、独特な雰囲気に興味が湧き
店内の品物を色々見ていました。
すると、お店の中央に、ひときわキラキラと
輝くものが目に入りました。
引き寄せられるようにその場所へ行くと、
シャボン玉みたいにキラキラと、光を閉じ込めたような
透明な丸い玉。
それがガラスなのか何に使うものなのかもわからない。
でも、その丸い玉だけは、なぜか私を呼んで
いるような気がして、
その丸い玉から目が離せなくなりました。
どうしても諦められなかった。
普段の私は、「ダメ」と言われたらすぐ諦める子でした。
母が機嫌の良い日や誕生日にまたお願いしたらいい。と
考えていたからです![]()
でも、その日だけは違いました。
ダメと言われても、諦めきれない私がいました。
(もうこの不思議な玉には出会えないかも知れない)
そんな気がして、母に何度も「欲しい」と
繰り返し、駐車場から車が出発した車内でも
半泣きでお願いしました。
すると、
「そんなに欲しいなら買ってあげたらいい」
と神の声(住職さんの声)が聞こえました!!
母もその言葉を聞いて、車をUターンさせて
お土産屋さんへ戻ってくれることになりました![]()
あの時を含めて、住職さんには何度も救われました![]()
(住職さんとの出会いはまた書きます)
きっとあの時、私と母だけなら買えてなかったし、あの
お土産屋さんも住職さんがいなければ行くことがなかった
場所だから。
30年経った今でも
あの日、やっと手に入った透明の玉を
ペットを撫でるように車の中でヨシヨシしていると
「ひとみちゃん、それは水晶っていう石なんだよ」
と住職さんが教えてくれました。
石がこんなにも綺麗で不思議なものだなんて。
幼い私は、その日初めて知りました。
その水晶玉との出会いが私と天然石のはじまりになりました。
あの日、迎えた水晶玉は30年経った今でも、
宝物として大切に飾っています![]()
あの日の小さな出会いが、今の私につながっていました。
あの出会いがなければ、今こうして天然石に携わる私は
いなかったかも知れません。
人生には、何気ない出会いが、その後の人生を
大きく変えることがあります。
私にとって、その出会いは一つの水晶玉でした。
だから私は今でも、人だけではなく、石にも
「ご縁」があると信じています![]()

