トイレのない職場ってどうよ? | まーくんのUC日記

まーくんのUC日記

潰瘍性大腸炎(UC)の闘病日記を書いています。

昨晩は注腸がうまく入らんかったです。ウンコ詰まり気味なんでしょうか。。
水様便(+出血)が多くて、まともな便がなかなか出ないものだから、1日10回近くトイレに行く割にはお腹がはってて気持ち悪いことがあります。
まったく、下痢か便秘かどっちか片方にしてほしいものです。。

ところで、自分は某電機メーカーでエンジニアとして働いています。
対人の仕事じゃないので、基本的に自分のタイミングでトイレに行くことができます。
これがもし客商売とかだったとしたら、、、多分無理ですね。
(それ以前に、自分の適正からして無理ですが。。)
この病気の特徴として、何の前触れもなく、いきなり便意がやって来ます。
再燃時はお腹ゆるゆる状態なので、だいたい待ってくれるのは30秒程度。
なので、自分の席から30秒圏内にトイレがあるかは死活問題になってきます。

2年ほど前に今の部署に異動してきたのですが、幸いにして、今の職場はダッシュすれば間に合うところにトイレがあります。
しかし、前にいた事業所はそうではなかったです。
嘘のような本当の話なのですが、開発棟まるまるトイレがありませんでした。
いや、正確に言うとトイレはあった。ところが使用禁止なのです。
なんでこうなってしまうのかを自分なりに解説してみる。

今いる会社は、日本人ならおそらく誰もが知っているであろう有名メーカーである。
この会社、とにかくセキュリティに関してはうるさい。
社員証なくしでもしたら吊るし上がられて、どえらいことになる。
仕事でアウトプット出すことよりも、不始末起こさないことの方がはるかに重要なんじゃないかと思う。
大企業病にかかった会社とはこんなものなのかもしれない。

で、建物内もAゾーン、Bゾーン、Cゾーンといったようにセキュリティレベルによって区分けされていて、入れる人や持ち込めるものが違っていたりする。
部屋の掃除は社員自らやるのだが、さすがにトイレ掃除は清掃員の方に頼っている。
当然ながら、セキュリティレベルの高い区域には清掃員の方は入ることができない。
そういうゾーンにあるトイレは清掃ができないので、使用禁止となってしまうわけだ。

そういうわけで、前の事業所にいたときは、席の近くにあるトイレは閉鎖されていた。
もよおす度に、悲壮な顔になって、階段降りて渡り廊下を渡って、隣の共用棟のトイレに駆け込まなければならなかった。
間に合わないこともときどきあるので、非常事態に備え、ロッカーにはスペアのパンツを常備しておかなくてはならなかった。

どうもうちの会社の建物の建て方には、巨大な箱を作る傾向があるように思う。
とりあえずでっかい空間を作っておけば、どんな用途にでも使えるだろう、という発想なのかもしれない。
で、だだっ広い部屋に大量の机が並び、机と机の間が通路となる。
つまり、通常の建物にみられるような、部屋と部屋が壁でしきられていて、部屋をつなぐ導線として廊下があるというような構造があまりないのだ。
しきりがなくて全部つながっているので、区画ごとにエアコンを入れることもできず、エネルギー効率的にも悪いものとなる。
セキュリティゾーンの分割もちゃんと考えられていないと、トイレはあるのに使用禁止という、わけのわからん状態になってしまう。

今いるところは、(社内的にみれば)比較的部屋単位が小さく、部屋と廊下の区別もある。
トイレも廊下に接続されていて、使える状態で整備されているので助かっています。
世間的にはこれが普通なんだろうけれど。。
リラックマ