脚本家 旺季志ずかだよドキドキ

 

 

今夜、四回目が放映になる



「屋根裏の恋人」

 

 

ドロドロドラマなんだけど、

 

 

わたし、ドロドロとか、シリアスなことって

 

 

コントだなって思うのよ。

 

 

すごく不謹慎に思われるかもしれないけど

 

 

本人が深刻であればあるほどコント。

 

 

私は、ドラマを書くとき、その皮肉な目線をもっているから

 

 

どれだけドロドロを書いても 重くならず

 

 

どこか軽いもの、救いがあるものになるのかなと思っている。

 

 

そんな私のシニカルな目線。

 

 

どうして養われたのかというと、

 

 

私が生まれてすぐに、父が大病を患い、



難病指定、余命宣告を受けた。

 

 

放射線治療や手術ののち

 

 

後遺症が残り

 

 

長い闘病生活に入った。

 

 

本人も家族も、けっこうきつかったと思う。

 

 

わたしにとっては、物心ついた時から闘病している父は当たり前で

 

 

その苛立ちがこちらに向かってくることもあった。

 

 

そんな私が、ある時から、



俯瞰的な立ち位置で物事をみるようになった。

 

 

それには、いろいろな経験があって

 

 

そうなったわけだが、

 

 

俯瞰的に見ると、父の病気から生じる様々な出来事の見え方の違うこと!

 

 

驚いたよ。

 

 

父が自分の人生を自分で創っているという立ち位置から見ると

 

 

見え方が全く変わる。

 

 

確かに、なんて、壮絶で大変な人生だったろうと思う。

 

 

しかし、その同情も共感もちょっとわきに置いて、

 

 

父は何が目的でそんな大変な闘病生活、そして「死」を創造したのだろう?

 

 

と思う時。

 

 

そこには、なんらかの、父が心の底で望むメリットがあるはず。


 

 ふと気づいたことがある。



父は、病気になってから



家族の、親戚の、友達の



注目を一身に集めて生きた。



そりゃあそうだよね



いつ死ぬかわからない状態で生きてるんだから。



母は、長い闘病生活の伴走者で



家族は父の怒りもわがままも許していた。



病気だから仕方ないって。



そんな様々を父が創造し、



私もその共犯者ならぬ



共同創造者だという観点で見えた時、



何かがほろほろとほどけた。



チカラが自分にあるなら 創り変えることができる。



その時から



父の痛みや哀しみに寄り添いたいとは思ったが、



その創造に巻き込まれ



同調するのはやめたいと思った。



父が病でかわいそうなひとという見方をやめた。



それが、いちばんのサポートになるのではないかと思った。



一見クールにも見える私の立ち位置。



父のその現状を かわいそうだとか 



気の毒だとか思わず、



父のために自分を犠牲にしようとか



しないポジション。



父が亡くなった今も、 私は時々は揺れながらも



その立ち位置でいたことに悔いはない。



父には 現実は自分でつくっているんだよ という



ことは、届かなかった。



そりゃあそうだよなと理解している。



どうして、こんなに辛いこと



自分で創るんだって怒るだろう。



でも 、それでも 、私はその立ち位置に立ち続けている。



自分の病気や子供の壮絶なイジメにあった時も



それがブレることはない。



もちろん渦中では、「どうして!」と思うけど



長いスタンスで見た時



その現実には明らかに意味がある。



だから、私は その創造者だというポジションから



降りようと思わない。



だいたいの物事は



どれほどシリアスでも 俯瞰すればコント。



自作自演という意味で。



もしもコントに思えない時は



問題の中にどっぷり入っているか



その時の感情や学ぶことを終わらせていない時。



もちろんもちろん



渦中にいて



ドラマを演じるのも悪くない。



それこそがこの地球の遊びだから。



だけど、その遊びに飽きたら



自分は本当は誰で



どんな存在か意識を向けたらどうだろう。



自分にグンと力を取り戻せるよ



このあと23時40分から



「屋根裏の恋人」〜憎悪のキス〜



第4話放送です



ドラマにどっぷり浸かって感情移入して観るもよし



俯瞰して笑って楽しむもよし。



ドラマを観ることで



自分の人生ドラマの見方の練習もできるよw



それと新しい時代のドラマの役割は



自分でドラマチックな人生を創造体験しないで



疑似体験して満足する。



自分の人生は幸せで 平和で



ドラマの中で 波乱万丈を味わう。



人類が目が醒めて来たら



そうなってくると思うのだ



今日も人生にブラボーと叫ぼう!



 ピンク薔薇                     ピンク薔薇                  ピンク薔薇

 

 旺季が脚本を書きましたドラマ

 
 
6月3日より毎週土曜夜 
 
 
大人の土ドラ「屋根裏の恋人」23時40分on air
 
 
フジテレビ系列にて
 
 
出演 石田ひかり 今井翼 
 
高畑淳子 勝村政信 三浦理恵子  大友花恋 他
 
虹          虹
 
 
 
新作小説「虹の翼のミライ」絶賛発売中💓
 
 
この本は、読みながら 自分を好きになる愛の物語 です。
 
 
何度も泣いたとか
 
 
この世界観から出たくなかったとか感想をいただいて嬉しいです
 
 
 
セカオワを聴いてインスパイアされ産まれました
 
 
 
#セカオワで映画化 したい
 
 
 

 

物語は、2035年、海は真っ黒に染まっていた時代から始まる。

 


磁場の混乱「ポールシフト」によって、
世界は終わりに近づき、
人類は“海の民"“山の民"に
分かれて争っている世界。

 

 

主人公ミライは、自分が「虹の翼」を持っているのに気づいた時 地球を、人類を、救う鍵を自分が持っていることを知る。

そして
虹の翼をもった仲間を探しはじめる。


ミライを待ちうけていたのは様々な困難の中で出会うひたむきに生きる人々。

 

その冒険の旅の最後

”世界の終り”にミライが手にしたものは!?

 

 

2035年近未来に起こった地球存亡 人類滅亡の危機に立ち向かった 

主人公ミライの 愛と勇気の冒険ファンタジー。

『人類を救う鍵は、自分の中にあった――』

 

3月1日発売 旺季志ずか『虹の翼のミライ』

 

 

 

ベストセラー小説『臆病な僕でも勇者になれた七つの教え』の姉妹編です。

 

 

自分の好きや得意をワクワク表現して 社会に貢献している人を「虹の戦士」と名付け紹介しています。

 

 

あなたも  #虹の戦士 でSNS投稿して虹の戦士宣言してね🌈

 

 

 

 

書店さんを応援しています。良かったら書店さんでお求めくださいラブラブ

 

ライン@始めたよ~~~~!

 

 

登録してねチューリップ赤  

 

友だち追加 

@dcj2084m