10年間一緒にいた婚約者、


ほとんど事実婚とのパートナーとの破局の原因がセックスレスでした。


私は、その苦悩から


「セックス」とは何か?


性エネルギーって悪いもの?


と、別離の苦しみの中で答えを探していたときに


「タントラ」と出会いました。


そして、「性」は「聖なる愛のエネルギー交換」であり


「性エネルギー」が「創造エネルギー」「生命エネルギー」だと知りました。


それは抑圧されていた「性のエネルギー」の解放でもありました。


「女性性」がよみがえり


それと同時に不思議だけど人生一の「モテ期」がやってきました(笑)


でも当然なんですね。


これ、「女性性」が戻ってきたら「艶」が出ます。


「オープン」になります。


私にとって「タントラ」は生きる哲学になりました。


と同時に、奥の深いこの哲学をもっと学びたいと渇望しました。


でも日本では限界がありました。


それでイタリアまでワークショップを受けにいったりしてきました。



そして最近、思い至っていたのが


もうニューヨークに行くしかないかな、ということでした。


ニューヨークではタントラがブームになっていて


たくさんのワークショップがあるそう。


国内で師を探して学んでもいましたが、

タントラに造詣が深い教師がそんなにはいないのが現状です。


しかし、マウイからシンゾウさんとアサミさんというカップルが


「倭のタントラ」と題してワークショップをするというので


参加してみました。


タントラにタオやNVCなど、お二人が学んできたものをいれこんだ


内容が深いものでした。


私自身、タントラのハウツーメイクラブで、たくさんの疑問が


壁になっていたのですが


そのすべてに答えをいただきました。


それほど、シンゾウさんの体験してきたことは深く


学びに満ちていました。


そのアンサーは今後の私のメイクラブを豊かにするものでした。


と、同時に


学んだ「五行」


初めて知ったのですが、「五行」とは、古代中国に端を発する自然哲学の思想。万物は木・火・土・金・水の5種類の元素からなるという説なんだそうです。


とてもよかった。


私は「火」のエレメントが強く


「遊びと情熱」に満ちています。


そんな私に一番大切なのは「自由」


だから「金」のエレメントが強い夫が


(金は礼儀正しくルールを守り きちんとしている)


私を束縛しようものなら


私の怒りはとんでもなくマグマのように吹き出すのです。


そして「木」のエレメントも私には多いのですが


それは「目標」を設定してガンガン進んでいく質。


その高い目標への原動力が「怒り」だったりするのです。


私は自分の「怒り」をジャッジしてきました。


だけど、それがあるから


「やるから やる」と強い意志で自分をけん引してきたのです。


怒りを変容することで「勇気」にできる。


そのことを知ったのは


はかりしれないギフトでした。


そのほかにも、たくさん、たくさん、気づきはあったのだけれど


今、思うのは夫への感謝。


男性が性的なことにチャレンジするのはとてもとても勇気がいると思います。


男性は恥ずかしがり屋だから。


だけど、コミットして、そこにいてくれた。


それがどれほどの勇気を必要としたことか。


そして、私の情熱を受け止めてくれた


ファシリテーターのシンゾウさんの 大きな熱、喜び、深い経験値


アサミさんの正直でストレートな勇気、すべてを受け止める器の大きさ


ふたりの存在があってこそ


参加者がどんどんオープンになっていくのを目撃しました。


私自身も、ほかの誰にも聞けなかったことを


たくさん質問できたのは


おふたりの大きさによるもの。


心から感謝します。


日本も江戸時代は混浴だったり、


「夜這い」があったり


とてもおおらかでした。


それが明治になって抑圧されてきた。


「性の抑圧」は「生の抑圧」です。




愛の炎の中に入るとき


すべてを超えていく


その確信が増しました。





写真はシンゾウさんとアサミさんと。