花粉症デビューしたかもしれないむっちりら、27歳です。




涙が止まらない。






・・・






突然ですが。





振り返ること、昨年末。





白血病で入院中の友達に、直接は何も出来ないけれど、同じ病に苦しむ人の役に立ちたい一心で献血とドナー登録をしたあの日。




私はある方に出会いました。







その方は昔、血液の病気になり、骨髄移植により病を克服して、今は病気の人を救う為に活動しているボランティア代表の人でした。




献血会場で縁あって、その方に病気の友達のことを話すと、笑顔で言われました。




「私を、ゴミ箱にしてくれたら良いからね(^-^)」




名刺を渡され、続けて、





「患者さんが一番辛いけど、家族もあなたも辛いのよね。


我慢することないですよ。


不満も不安も涙も憂鬱な気持ちも、私で良ければ吐き出してね。


だから、私、ゴミ箱(^-^)」







初対面で「ゴミ箱にどうぞ」なんて言われ、ふつう信用なんて出来ないし言葉だけなら薄っぺらいけど、その方の笑顔と目が真っ直ぐ過ぎて、名刺を受け取って帰り・・・






「なんか踏み込むの怖い」とか「ボランティアと言いつつ会費いるんじゃないの?」とか半信半疑だったけど、動かないと意味がないと思い、後日連絡し・・・




連絡した時のその方の声と話し方で優しさが痛いほど伝わったので、私もボランティア活動に参加させて頂くことにしました。








友達が白血病になって思ったことは、「現実はドラマほど綺麗じゃない」と言うこと。




骨髄移植が、あんなにも苦しくて難しくて命懸けだなんて、思ってもみなかった。



治療のリスクがあんなにも高いなんて思ってもみなかった。



さい帯血移植とか、ミニ移植とか、今なら再生医療も話題だけど、そんな簡単なものじゃない。



現実は、綺麗ごとでないし、感動的なストーリーなんてない。




それは、自分の大切な人が病にならないと、絶対に分からないこと。





辛いけど、私はそれが分かる。




だから、役に立ちたいし、同じ気持ちの方と分かり合いたい。



あの方が、私にキッカケをくれたように。








桜が咲くのが毎年楽しみだけど。




今年は出来るだけゆっくり咲いてほしいと思う。




桜は、友達が好きな花。



ずっと咲くことを楽しみにしているから、ゆっくり、ゆっくり咲けばいい。




ずっと散らなきゃいい。









どんな姿であれ、生きていると会うことが出来る。



大切な人に、遠くて会えなくても「その人が生きている」、「会おうと思えば会える」と言うことだけで、自分も頑張れる。




この世から居なくなっても、目を閉じたり夢で会うことが出来るなんて言うけれど、そんな綺麗なことはない。


実際に触れて話せるこの時間はどれほど価値があることなのだろう。



「生きること」ってそういうことなのだろうか。






どうか、1日でも長く生きてほしい。





弱音を吐かず、私がお見舞いから帰る時には必ず「ごめん」と「ありがとう」を言う、友達の気遣いと強さ。




いつも何かを教えてくれる。



こちらこそ、「ごめん」と「ありがとう」だよ。



どうか、




どうか。




苦しい思いはしてほしくないけど、1日でも長く生かせてください。



Android携帯からの投稿
通勤中にリピートで「Brave」を聴いて泣きそうになっているむっちりら、27歳です。




ナオト・インティライミ。






・・・






入院中の友達のことが常に頭にある毎日だけど、辛くても仕事は仕事。



割り切って笑顔で過ごしています。




闘病中の彼を励ます、ヒヤシンスのブエナちゃん。




SNSの待受をブエナちゃんにしているのですが、昨日知り合いから、その待受に対するビックリするメッセージを頂きました。




その知り合いからのメッセージは約1ヶ月ぶりで、表面的な付き合いなので、私にとってヒヤシンスのブエナちゃんがどんな意味を持つかは、もちろん知りません。



どんなメッセージが来たかと言うと、






・・・






メッセージ:
「お久しぶりです。






かわいいサボテンですね(^-^)」







さ、



サボテン・・・








待受にしているブエナちゃんを何度も見直す私。




ものすごく複雑な気持ちながら、思わず笑ってしまいました。



で、



すぐに返事しました、




「ヒヤシンスです」と。








知り合い、ありがとう・・・





このことネタに彼を笑わせて来ます(*^^*)笑



Android携帯からの投稿
こんなことをブログに書くのに、何の意味があるのか分からないけど、少しでも誰かに何か伝われば良いと思うから書こうと思う、むっちりら、27歳です。




「はじめまして、ヒヤシンスのブエナちゃんです。」





・・・





ここ1週間、


怖い夢を見ては夜中に起き、


眠れない日が続き、


何を食べてもおいしくなく、


仕事から家に帰った瞬間に泣き崩れて、


笑うことも人に合わせることも、とにかく何もかもが本当に苦痛に感じる毎日です。








「いつも来てくれているから言うけどね、体からまた白血病の細胞が見つかったらしいの。」




急性リンパ性白血病で闘病中である友達の、お母さんからそう言われた瞬間、「は?」と言ってしまった私。




「もう、今の薬、効かないんだって・・・



白血病の細胞が血液にも確認出来るようになったら、完全に再発したことになるって・・・




そうなったら、





もう長くないって、言われた。」





彼のお母さんにそう言われ、私は信じられない気持ちで質問してしまいました。





「・・・それって、




余命言われたってことですか・・・?」





・・・





「3、4ヶ月だって・・・。」










彼のお母さんは「こんなことを冷静に話す自分にうんざりする」と言い、涙目になりました。




私は「3、4ヶ月後って何月だ?」と考えるも思考回路が止まったまま「3、4ヶ月。3、4ヶ月。」と、ただその言葉が呪文のように頭の中を渦巻きました。




家に着いて、玄関に入った途端に腰が抜けて泣き崩れ、加代(母)に心配をかけた27歳の私、情けない。





なぜ彼なんだ?



何か助かる方法は本当に無いのか?



どうしたら良いのか?



自問自答を繰り返し、手帳を広げて3、4ヶ月後である6月のページを、泣きながらぼーっと見つめ続けるも、答えは出ず、冒頭書いたような1週間を過ごしています。




誰が彼の命を持って行こうとしてるんだ?



余命宣告って、なんて残酷なんだ。








彼に余命宣告をするか、再発のことを伝えるか、黙っていることを選ぶか、そのことは彼の家族がたくさんたくさん考えていて、きっと出た答えに正解も間違いもないのだろう。




どちらを選んでも、誰も何も責める権利はないし、どちらを選んでも「良かったね」なんて言えることはないのだから。




私は・・・




どうしようもないことを考えて考え続けて、「泣く時間があるなら、彼に会いに行こう」と決めました。



そして、彼が病気になった時に心に誓ったこと、



「どれだけ辛くても、彼や彼の家族の前では絶対に泣かない。」





・・・





今朝お見舞いに行き、眠たそうな彼に謝ったあと、どうでもいいことを話し続けました。



一緒にお酒飲んだこと、


ライブ行ったこと、


キャンプ行ったこと、


ヒヤシンスの成長日記。



目に見えて分かる成長は、きっと何かの希望になるかもしれないとヒヤシンスを育てては、その成長を彼に報告するのがいつもの決まり。



ヒヤシンスの名前の「ブエナちゃん」は彼が好きな競馬の「ブエナビスタ」からとったもの。








「めっちゃ大きくなったで!


花が咲くの楽しみにしててね(^-^)」




そう言うと頷き、うっすらと笑ってくれました。






・・・





帰り道、いつも心が「無」になり、ぼーっとし、とてつもなく寂しくなってしまう。





早く帰るため電車に乗ろうと駅に行くと、JRが人身事故で遅れている。




それを知らせる案内板を見つめながら、色んなことが頭を駆け巡りました。




震災があった日、そのことを誰が予想出来ただろう。




事故や世界でテロが起こるとき、巻き込まれる人々はそのことを想像もしていなかっただろう。





待ち焦がれて産まれた命が突然亡くなることもあるし、長く生きても孤独死する方がいるのも現実。





お金を持ってるからって長生き出来るわけじゃないし、貧しくても早く亡くなるって決まっているわけじゃない。





この世界には、たくさんの命があり生かされる時間がある。




その時間が無くなるとき、亡くなり方に「どっちがマシ」なんて誰も決める資格なんてないんだ。






人は、いつか死ぬ。





いつかは誰にも分からない。




だけど、今生きている人が、200年後も生きていることなんて無い。





自分の父親が亡くなった時も、まさか自分の父親が本当に亡くなる日が来るなんて頭で分かっていても、現実はとても辛いものだった。




だけど、死ぬ、みんな。
それが、いつかは分からないけど。






そんな「当たり前」のことに気が付いた瞬間、頭の中で何かが弾けました。






「彼の、残された時間がどれくらいか分かったんだ。」





そう、明日じゃない。



3、4ヶ月って言われたけど、時間はあるじゃないか。




彼は、生きている。





突然の事故で何も伝えられず別れることは無い。




私はまだ彼に伝えられるし、彼も私に伝えられる。




お互い笑顔で話が出来る。




だから、




いっぱい話に行こうじゃないか。





強くならなきゃ。




そして、自分の周りの人を大切にしなくちゃ。




「当たり前」なんて無いのだから。




まだ伝えたいことがたくさんある。


見せたいものがたくさんある。


泣く日もあるけど大丈夫。




人を誉めない彼が、酔った時に言ってくれた言葉を思い出す。






「大丈夫、


むっちゃんは『出来る子』やから!」





彼を誇りに思うから、もう迷わないし、自分を信じて出来ることをしよう。




私も、家族も、友達も、彼も、みんな、生きているのじゃなく生かされているんだ。







ブエナちゃん、





ゆっくり、


ゆっくり、


ゆーっくり咲くんだよ。




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