こんにちは、リキュウコートです。 #290

今回も動画の解説を行います。

 

今回の動画は、経年31年のバイクの「ナンバープレート」を磨く模様をお伝え致します。

 

31年前に購入したバイク(250cc)の写真

※ 31年前に購入したバイク(250cc)

 

車の磨きと言えばメインはボディ(塗装)の磨きですが、せっかくボディを綺麗に磨いても、車の前後の目立つ箇所にあるナンバープレートが汚れていては締まりが悪くスッキリしません。

 

しかし、ナンバープレートは塗装がソリッド塗料で車体の塗装の様に丈夫には塗装されておりませんので、コンパウンドなどの研磨剤による磨きで簡単に色が落ちてしまいます。

 

それにより、無理な磨きを行って文字の角が削られて塗装が薄れてしまっていたり、色落ちを恐れて通常洗車のみで済ませているケースが多いと思います。

 

先程言ったように、車体の塗装よりも簡易的な塗装により、水垢などの影響が受けやすいのが実情です。

 

汚れ易いのに汚れの除去も難しいという面倒な外装パーツとも言えます。

 

 

 

※ №225の動画でご確認下さい。

 

ナンバーの本来の目的は車の識別ですので美創は関係ないとも言えますが、車体中央の目立つパーツにより綺麗に維持して損になる事はありません。

 

逆にナンバープレートが綺麗だと車自体が締まって見えます。

 

お客様からの施工の依頼を受けた車は、今回動画で紹介する施工方法でサービスでナンバープレートを磨きます。

 

ボディの塗装を綺麗に磨いただけでナンバー磨かない時と磨いた時では不思議ですが印象が違います。

 

ボディが綺麗になったぶん、何も磨かないナンバープレートが目立てしまうのではないかと思います。

 

以前より動画でこの施工方法を皆様にお伝えしたいと思っておりましたが、個人情報でもあるナンバーは他人の車を使用する訳にもいかず、また動画(カメラ撮影)では変化の模様がお伝えしにくいという問題もあり動画での配信は控えておりました。

 

私の所有の車は、さほど汚れも無く諦めていたところ、31年前に通勤目的で購入した自動二輪(バイク)があった事に気付きました。

 

10年以上全く乗っていなく、倉庫でホコリを被ったままで眠っており、すっかり忘れておりました。

 

最近は乗っておりませんが、やはり31年経年により洗車などの水垢などが程よく堆積しておりました。

 

この程度の汚れがあれば、綺麗に磨いて仕上がった場合は、動画でも変化をおつてする事が可能だと思い施工の撮影を行いました。

 

31年経年により洗車の水垢やワックスが残っているナンバープレートの写真

※ 31年経年により洗車の水垢やワックスが残っている状態

 

リキュウコートの磨きでは「マルチコート剤」が真っ先に思い浮かびますが、軟弱な塗装のナンバープレートではクリーナー成分でも色落ちする可能性があります。

 

それにより、今回のナンバー磨きでは最終保護剤である「ミラーコート剤」で磨きます。

 

保護剤のミラーコート剤ですが、特殊な洗浄成分が配合されており、コーティング施工において洗浄成分が様々な役割を果たしてくれます。

 

例え施工面が汚れていても、汚れを透過し浸透が行えるという特徴があり、その汚れも洗浄効果により施工後に汚れが浮かせる効果があり、仕上げで除去が可能になるという特性があり、施工時において大きな助けになっております。

 

研磨粒子は一切配合されていない為に、マイクロクロスで強めに磨いても塗装を削る心配がありません。

 

マイクロクロスで強く磨いても色落ちしない(ミラーコート剤)の写真

※ マイクロクロスで強く磨いても色落ちしない(ミラーコート剤)

 

様々な洗浄剤が世の中に多くありますが、ミラーコート剤の洗浄能力には以前より驚かされる性能があります。

 

汚れを透過し塗装に浸透し、同時に汚れを浮かび上がらせる効果により、2分程度で汚れが除去出来ます。

 

酷い症状の場合は、事前にスプレーしておき時間を置いて磨けば除去がされ易いと思います。

 

また、コート剤が長く影響を及ぼせる様に、スプレー散布後にラップなどで覆っておけば浸け置き効果により汚れが分解され易いと思います。

 

今回の動画での施工では、ミラーコート剤のみの簡単な手磨きにより、基本的な汚れは簡単に除去された様子をお見せしております。

 

しかし、汚れとは別に塗装自体の劣化もあり、映り込みがモヤモヤしているなど若干不満に思える仕上がりにも見えました。

その後は、「マルチコート剤」による仕上げ磨きを行いました。

 

但し、最初に説明した様にクリーナー成分が塗装の色落ちさせてしまうおそれもあるので、液剤のコーティング成分を利用した磨きを行いました。

 

動画を観れば分かりますが、強く押さえてゴシゴシ磨く事は一切しておりません。

 

磨くというよりも、コーティング成分を馴染ませる様に磨きました。

 

一分も掛からず磨きが終了し、仕上がり具合をお見せしましたが、僅かな磨きで、先程若干不満に思えるような部分が改善しスッキリとした仕上がりとなりました。

 

そして最後に、上級者向けの施工としてマルチコート剤とウレタンバフによる機械磨きの模様をお見せ致しました。

 

バフ内に残るコーティング成分でシートも磨ける「余力磨き」の写真

※ バフ内に残るコーティング成分でシートも磨ける「余力磨き」

 

軟弱なナンバープレートを機械磨き(余力磨き)を行う写真

※ 軟弱なナンバープレートを機械磨き(余力磨き)が行える

 

機械磨きも手磨きも理屈は同じですので、しっかり磨き訳ではなくコーティング成分を機械の摩擦を利用して、より一層深い浸透を図る狙いの磨きです。

 

マルチコート剤の機械磨き後は、必ずミラーコート剤で覆いますが、それには様々な効果がある為です。

 

これらの液剤の特徴は、施工直後よりも半日かけて光沢感や撥水効果が高まる特徴がり、今回も施工後20時間の状態をお見せしました。

 

やはり施工直後よりも浸透力も増した感じで透明感のある仕上がりになっておりました。

 

カメラでその仕上がり感が伝わりにくいのが悔しい所ですが、直に見ると新品のナンバープレートの様に見えます。

 

※ 31年経年とは思えない新品ナンバーの様な仕上がり

 

今回の施工は一般的な磨きのコンパウンドの削る磨きでは絶対に再現出来ない仕上がりだと思いますし、リキュウコートの磨きを象徴するメカニズムの磨きであった様に思えます。

 

力任せやテクニックに頼らない、レジンの作用を利用した合理的な汚れの除去がお見せ出来たのではないかと思います。

 

これらの説明に嘘がないか?ご自身の目で動画にてご確認下さい。

 

色落ちさせない磨きが可能なコーティング剤2種類の写真

※ 色落ちさせない磨きが可能なコーティング剤2種類

 

このチャンネルでは様々な題材・素材を使いオリジナルコート剤の特徴である「塗装を削らない磨き」の能力をお見せし、色々な検証等を行っておりますので是非、他の動画もご覧下さい。

 

最後までお付き合い頂き有難うございました。

気になった方はサイトも覗いてみて下さい。

 

 

 

※ №225の動画でご確認下さい。