こんにちは、リキュウコートです。 ＃288
今回も動画の解説を行います。
今回の動画は、前回お伝えした№222動画の続編で、３年ぶりに手抜きのメンテナンスを行った仕上がりの状態・変化をお伝え致します。
今回の動画では中盤までは、一連の変化をお伝えする為に前回紹介した３年前に行ったウレタンバフによる軽い下地処理とトップコートの施工の仕上がり具合と、２年10か月間メンテナンスを行わなかった状態をお伝えしております。
その後中盤以降は、今回紹介したい３年ぶりにメンテナンスを行った状態や変化の模様をお伝え致しますので、３年間の変化がよく分かる動画となっております。
今回の「手抜きメンテナンス」は本来動画でお伝えするつもりはありませんでした。
３年間一切メンテンナスを行っていなかったので、塗装本来の「潤い」が抜けてしまいブラックメタリック塗装の黒味が薄れてしまっており、経年23年の「単なる古い車」になっており寂しい思いでした。
ただ、この車は動画撮影により経年の変化を伝える為に使用していたので、何かの施工を行う場合は撮影しなければいけないので面倒に思う気持ちによりお手入れが遠ざかっていたというのが本音です。
それにより、黄砂や雨で汚れていたので私的に洗車をしようと思い、ついでに「ミラーコート」による最終保護剤を軽く施工して、水の拭き取りを簡単にする目的で散布を行いました。
※ スプレー散布後、洗い流すだけで定着する「ミラーコート剤」
あくまでも洗車の拭き取りを容易にする目的でしたので、仕上がり品質の向上は目的とはしておりませんでした。
ミラーコート剤では、3年間の汚れや傷や雨染みなどを除去する能力はありませんので、３年間のメンテナンス分を埋め合わせる能力が無いと思っていました。
しかし、最終の水の拭き取りを行っていくうちに、ボディが綺麗に見えて来た事に気付き出しました。
ボディ全体の拭き取りが完了し、改めて全体を見回してみると失っていた潤いが復活してきている様に思えました。
※ 塗装本来の色合い（黒味）が復活した施工後の状態
勿論、洗車のみで下地処理は一切行っていないので、雨染みや傷はそのまま残っておりますが、傷やシミのおいてもパット見では目立ちにくくなっておりました。
想像以上の働きと仕上がり具合に驚き、急遽仕上がりを撮影し動画にて皆さまにお伝えしようと思い今回の配信となりました。
この現象を表現するとすれば、カラカラに枯渇した砂漠に水を得たかの様に、３年前に施工したコーティング被膜にミラーコートが吸い込まれる様に、ボディ全体へ吸水された感じです。
そしてこの現象は、マルチコート剤の磨きによるコーティング成分の浸透と、ミラーコート剤が結合して強固な被膜が形成されている事が前提にある事を忘れてはいけません。
また、今回の手抜きのメンテナンスは決して誇れるものではありません。
コーティング被膜は一過性ではないので無くなる訳ではありませんが、酸を含む汚れや雨ジミなどは、早目に対処しなければ侵食や汚染が進みますので、定期的にマルチ・クイックコート剤による除去や補修が必要です。
※ ミラーコート簡易スプレー散布後の撥水状態
今回の現象は、あくまでも３年間手入れしていなかった為に、ミラーコート単体の性能が目に見える形で分かりましたので、上手くメンテナンスに役立てればと思い紹介しました。
先程説明した様に、ミラーコート剤はマルチ・クイックコート剤の様に除去する能力はありませんが、ボディ・塗装の状態が良ければ、今回の様に通常の洗車後にミラーコート単体の散布施工を行えば、時間や手間を掛けずにメンテナンスが行えるのではないかと思い今回動画にて紹介しました。
今回は、磨きなどの除去や浸透を行う下地処理は一切行っておりませんが、まるで鏡面磨きを行った様な仕上がりがご覧頂けますので実際のご自身の目でご確認下さい。
そして今回は動画中盤まで普段お話し出来なかった、今回紹介した経年２３年の古い車をテストや検証で使用しているのか？や車の履歴についてや、動画最後に新たな発見情報についても説明しておりますので最後までお見逃しなくご覧下さい。
※ 鏡面磨きを行った様なガラスと同様の映り込み
※ 不思議と塗装面以上に撥水が強化されたフロントガラス
このチャンネルでは様々な題材･素材を使いオリジナルコート剤の特徴である「塗装を削らない磨き」の能力をお見せし、色々な検証等を行っておりますので是非、他の動画もご覧下さい。
最後までお付き合い頂き有難うございました。
気になった方はサイトも覗いてみて下さい。
