こんにちは、リキュウコートです。 #287

今回も動画の解説を行います。

 

今回の動画は以前お伝えした№126動画の施工から2年10ヵ月経過した現在の塗装や樹脂パーツの状態や撥水状態が残っているのか?をお伝え致します。

 

№126の動画では、№70で専用ウレタンバフによる磨きとミラーコート剤による施工し一年後の撥水の状態をお伝えしております。

 

施工後1年間、手入れを行わなかったルーフパネルの撥水状態の写真

※ 施工後1年間、手入れを行わなかったルーフパネルの撥水状態

 

今回は一年後の撥水に加え得て、3倍近い2年10カ月の状態をお伝えしておりますが、今回は車全体を1時間も掛からない短時間で磨く「リフレッシュ磨き・施工」について等、メンテナンスについても詳しく解説しております。

 

※ №222の動画でご確認下さい

 

これまでもリキュウコートのコーティングが一過性なのか?様々な検証を行い品質において証明して来ましたが、マルチコート剤の磨きとミラーコートの施工ではレジンの反応が起きる事により強固な被膜が形成されます。

 

しかし今回はウレタンバフにより40分程度で磨く施工により、ウールバフで強い浸透を行う磨きでない為に、強固とまでは言えない施工です。

 

この早いスピードで磨く「リフレッシュ磨き」とは?1~2年の間で素早く汚れを除去し塗装をコーティング成分で補修する磨きです。

 

塗装表面を専用ウレタンバフのクイック磨きで補修する磨きの写真

※ 塗装表面を専用ウレタンバフのクイック磨きで補修する磨き

 

本来のリフレッシュ施工の役割とは、日頃のお手入れではハンド処理によるメンテナンスを定期的にお行いますが、どうしてもハンド処理では除去されない様な汚れなどを除去する為に、機械磨きにてメンテナンスを補う目的で用いる施工方法です。

 

汚れが堆積や固着していない様な状態では、じっくりと時間を掛けて磨かなくても、マルチコート剤にはレジンによる働きにより、汚れを素早く分解し同時にコーティング成分を瞬時に浸透させる能力がある為、コンパウンドの磨きではあり得ない速さで磨く事が出来ます。

 

それによりウールバフ磨きの様な深く強い浸透ではなく、浅い浸透により塗装表面を補修するという磨きにより、あくまでもメンテナンスを補う施工です。

 

今回は、その浅い浸透とミラーコート剤による最終保護を行った状態から2年10カ月の間、一度もメンテナンスも行わず洗車も通常洗車を6回程度しか行わなかった施工後の状態をお見せ致します。

 

マルチコート剤と反応し強固な被膜を形成するミラーコート散布施工の写真

※ マルチコート剤と反応し強固な被膜を形成するミラーコート散布施工

 

施工直後の強烈な水切れ良さがるミラーコート被膜の写真

※ 施工直後の強烈な水切れ良さがるミラーコート被膜

 

本来は自社製品の信用にも関わる事でありますので、悪い結果だと判っている事をお見せするには気が引けますが、「リフレッシュ施工」の実力と面田ナンスの重要性をお伝えするには仕方がないと思い動画にて撮影を行いました。

 

結果は動画にてご自身の目で判断頂きたいのですが、鏡面の光沢やガラスの様な映り込みにおいては減退する事無く維持されておりました。

 

これはコーティング被膜が失われていないという証でもありますが、一番の違い変化があると思えるのは、塗装表面の潤いが抜けたという点です。

 

光沢は減退していないが、潤い・油っ気を失い油分が脱脂された状態というのが的確な表現だと思います。

 

これは人の肌にも共通する点だと思いますが、余計な脂分というのはお肌にも良くないものですが、全ての脂分が全て除去されてしまっては潤いまで失ってしまいます。

 

塗装においても同じで、余計な油分は汚れになりますが必要な油分が抜けてしまっては塗装が持つ光沢はあるが潤いが抜けてしまった状態では綺麗には見えません。

 

コーティング被膜は維持されていてもコーティングの必要な油分が蒸発などで徐々に抜けてしまったという感じです。

 

それにより、定期的に必要な潤い成分(光沢成分)の補充が必要になります。

 

これがメンテナンスの役割ですが、マルチ・クイックコート剤には汚れも同時に除去する能力や撥水効果を加える事が出来る液剤です。

 

偏芯径が小さい為に入り組んだ箇所でも磨けるランダムサンダーの磨き写真

※ 偏芯径が小さい為に入り組んだ箇所でも磨けるランダムサンダーの利点

 

塗装以外にも様々な材質に効果があるマルチコート剤による磨きの写真

※ 塗装以外にも様々な材質に効果があるマルチコート剤による磨き

 

3ヵ月毎程度の汚れでは機械磨きを行わなくても、簡単なハンド処理で車全体を15分程度でお手入れする事が可能です。

 

このお手入れを行えば、2年10ヵ月後も潤いがある光沢が維持出来きて美装が保てるという事です。

 

そのハンド処理のメンテナンスの不足分を補うのが「リフレッシュ施工」と言う事です。

 

今回の動画で大事な注意点をお伝えしましたが、誰でも簡単に綺麗に機械磨きが行える為に、お手入れの度に機械磨きを行う方がいらっしゃりますが、逆効果のトラブルが発生する危険性があります。

 

これは塗装の塗料にも同じことが言えますが、塗料は硬化剤を加える事により硬化しますが、必要以上の厚塗りを行った場合は表面上では硬化していますが、発熱により塗装が柔らかくなり傷が入り易くなります。

 

この場合の完全硬化・芯乾きには何カ月もかかる場合があります。

 

コーティング被膜も同じで何度も機械磨きを繰り返すことで、完全硬化する前に塗り重なってしまい表面が柔らかくなり傷が入り易くもなります。

 

傷と言っても様々で微細な磨き傷が入ってしまいオーロラとなって見えるケースも考えられます。

 

それによりお手入れの基本はハンド処理で行い、「リフレッシュ磨き」も含めて機械磨きはハンド処理を補う為に使用すると言う事ご注意下さい。最後に撥水状態についてですが、もちろん施工直後よりはかなり弱くなって水切れも悪くなっておりますが、日常の雨天では長期間お手入れを何もしていない状態には見えない撥水状態が維持されております。

 

前回の施工から2年10ヵ月経過した撥水状態の写真

※ 前回の施工から2年10ヵ月経過した撥水状態

 

前回の施工から2年10ヵ月経過した撥水状態の写真

※ 前回の施工から2年10ヵ月経過した撥水状態

 

撥水効果で全ての汚れを防ぐことは出来ませんが、汚れが堆積した様子は見られませんでした。

 

この結果は誇れる行為ではなく、汚れ雨染みにおいても初期の段階で処理する事が最も重要であると言う事をお伝えして検証を終えたいと思います。

 

二度とお見せする事が出来ない検証ですのでお見逃しなくご覧下さい。

 

ウインドガラスで2年10ヵ月後も施工当時の強力な撥水がある写真

※ ウインドガラスで2年10ヵ月後も施工当時の強力な撥水があるミラーコート剤

 

このチャンネルでは様々な題材・素材を使いオリジナルコート剤の特徴である「塗装を削らない磨き」の能力をお見せし、色々な検証等を行っておりますので是非、他の動画もご覧下さい。

 

最後までお付き合い頂き有難うございました。

気になった方はサイトも覗いてみて下さい。