こんにちはリキュウコートです。 #284
今回も動画の解説を行います。
今回の動画は前回紹介した№218で解説した続きで、現在販売を検討している「ウインドコート剤」のセダンの施工後の状態をお伝え致します。
前回紹介したミニバンでは7.5ヵ月の状態をお伝え致しましたが、今回紹介するセダンは施工から9.5ヵ月経過した状態です。
ミニバンにおいては、ほぼ毎日街乗りとして使用しておりますが、セダンに関しては市外用として使用している為に使用頻度は多くはありません。
それにより経過を見るには平均的な使用状況とは言えませんので、あくまでも使用頻度の少ない車の事例として動画ででも説明させて頂いております。
当然、車の保管の環境や使用状況によって、コート剤の効果や期間というものは違ってきますが、一液型のコート剤というものはウインドカート剤だけではなく塗装の保護剤においても、使用頻度だけではなく日々の寒暖差の繰り返しによる蒸発により効果が薄れても来るものです。
しかしフロントガラスなどでは、ワイパーの使用により撥水効果が大きく変わって来るかと思われます。
それにより、今回お伝えするセダンの撥水状態というのは9.5ヵ月持続するという事をお伝えしている訳ではありません。
あくまでも使用頻度は少ない車ですが、昨年の室内の温度が40℃を越える猛暑を経過した9.5ヵ月の一例として紹介しております。
※ 施工から9.5ヵ月後の走行時の撥水状態
※ 施工から9.5ヵ月後の走行時の撥水状態
実際の走行での撥水状態では、もちろんワイパーによる摩耗が少ない事もありますが、現在でも水滴が走行時の風圧で飛ぶという現象が見られます。
しかし、初期撥水の1か月後の状態より水滴が飛ぶスピードは半減しておりますが、コート効果が半減していると言う訳ではありません。
リヤガラスのシャワーによる流水を見て頂ければ、コート効果が半減していない事が見て判ると思います。
また、前回紹介したほぼ毎日使用するミニバンのシャワーによる流水状態(撥水効果)に比例するものがありました。
ミニバンは7.5ヵ月後の状態を見ても、当然施工直後の撥水よりは効果は低下しておりますが、半減するどころか、まだまだ撥水効果が数ヵ月続くような感じでした。
その現象を見て、セダンの撥水状態を見てミニバンの2ヵ月後の状態がイメージ出来ました。
使用頻度は少ないですが、使用頻度の多いミニバンと同様(比例)する低減が見られる事から、やはり日々の寒暖差の繰り返しによる経年の要因が大きいと思われます。
勿論、先程説明した様にワイパーなどの摩擦による要因が、保護効果の低下に一番大きく影響すると思われます。
通常は、撥水効果の持続期間というものは、初期撥水(施工直後)が低下して来ると、その延長線をたどるように撥水自体が弱まってきて、やがて撥水が全くなくなるというのが通説です。
しかし、現在検証しているウインドコート剤は一液型ですが、初期撥水は2ヵ月未満で低下しますが、その後は高いレベルの撥水状態が長期間維持されている事に驚かされます。
※ 9.5ヵ月後のシャワーによる流水の撥水状態
※ 9.5ヵ月後のシャワーによる流水の撥水状態
検証を始める当初の願望よりは、初期撥水の期間が2ヵ月持たない事は残念ですが、低下しても十分な撥水効果が長期に渡り持続している事に希望が持たれます。
様々な環境や使用頻度においても、平均して6カ月間この撥水効果が持続する様であれば、このウインドコート剤を商品として販売する価値はあるのかも知れないと思わせる検証となりました。
動画の中でも予告しましたが、この「ウインドコート剤が塗装に効くのか」という検証を行いましたので興味がある方は是非ご覧下さい。
一見すると馬鹿げた検証と思われるかも知れませんが、液剤が塗装面に付着しても問題ないのか?という施工時に必要な安全に関わる検証ですのでご覧下さい。
最後までお付き合い頂き有難うございました。
気になった方はサイトも覗いてみて下さい。