こんにちは、リキュウコートです。#280

今回も動画の解説を行います。

 

今回の動画は、№213・214の動画から商品性能を発揮する解説を行てきましたが第3弾としてトップコートである「ミラーコート剤」について解説致します。

 

※ №215の動画でご確認下さい。

 

このチャンネルでは、多くの施工の模様をお伝えしておりますが、どうしても映像に合わせた解説により深い解説が出来ませんでした。

 

しかし、性能を発揮する為には大事な事柄ですので、3回に渡り動画でそれぞれの項目について深い説明を行っております。

 

今回はその最終の解説として、機械磨きでの最終保護施工である「ミラーコート剤」について説明しますが、下地を整える「マルチコート剤」と密接な関係がありますので前半はマルチコート剤について説明致します。

 

マルチコート剤との反応により様々な効果を発揮するミラーコート剤の写真

※ マルチコート剤との反応により様々な効果を発揮するミラーコート剤

 

機械磨きの塗り重ね効果により強固な被膜が形成されるマルチコート剤の写真

※ 機械磨きの塗り重ね効果により強固な被膜が形成されるマルチコート剤

 

現行のマルチコート剤のベースとなる液剤は、以前勤務していたコーティング会社で約20年前から携わっている液剤ですが、当初はハンド処理専用の商品でした。

 

それから、機械磨きでの性能を見い出して改良を重ねて機械磨きでも使用が出来る液剤となりました。

 

会社を退社後もこの液剤の改良を重ねて、下地成分と化学反応が発生する現象に成功し、現在のマルチコート剤と完成しました。

 

マルチコート剤には一本の中に一台分のコーティング成分が配合されており、ハンド処理で定期的に使用する事による「塗り重ね効果」にて、コーティング被膜が完成するという画期的な性能があります。

 

しかし、塗装に入った浅い傷であってもハンド処理では埋める事は出来ません。

 

それを可能にしたのはウールバフによる機械磨きですが、ハンド処理の何十倍以上のも「塗り重ね」が強制的に行われることにより、#2000の傷が一度の磨きで埋める事が出来るのです。

 

しかし、強制的に塗り重なった被膜をマルチコート剤のみでは定着(締まる)するには難しいという問題があり、研究・改良を重ねてミラーコート剤がマルチコート剤と反応して瞬時に締まる現象が起きる事に成功しました。

 

塗り重なった被膜を瞬時に締める事により、コート被膜が密着し被膜との間に余計な不純物が無くなり、塗装本来のメタリック・パールの顔料が鮮明に見える様になりました。

 

また塗装に密着した被膜により、まるで鏡面磨きを行った様な密度の高い強固な塗装表面が再現出来るのです。

 

その他にも、最終保護剤でありますので撥水効果もありますが、多くの方が勘違いをしているのは、撥水効果が弱まれば保護効果も無くなると思っている方が多くおられます。

 

確かに、撥水効果に保護効果も比例する商品もあるので、それにより撥水の良し悪しや持続性で液剤を判断する方が多いと思います。

 

しかし、ミラーコート剤は見た目の撥水効果よりも重要な保護の役目・効果があると言う事を伝えたく今回の解説となりました。

 

ミラーコートの施工により撥水と光沢効果がアップした塗装表面の写真

※ ミラーコートの施工により撥水と光沢効果がアップした塗装表面

 

この様な、液剤の本来の性能を知らず、他商品の勝手な思い込みや解釈により、液剤を選択しているケースも多く、正しい使用方法を守らずに性能が発揮されないという事にも繋がります。

 

せっかく購入して頂いても性能が発揮出来ないのは無駄であり勿体ない行為になってしまいます。

 

商品性を発揮する為に推奨や指定のツールを使用する理由や、液剤の本来の性能・特性を理解した上で正しく使用するという解説を3回に渡り行いましたが、これらにおいては上手い下手などの技能に関わるものではありません。

 

リキュウコート商品は特別な技能や経験が無くても、正しく理解して動画を真似て使用して頂ければ、誰でも動画の仕上がりの様にプロに近い仕上がりが望める商品です。

 

動画の最後では「ミラーコート剤」の正しい施工方法を実演にて解説してりますので最後までご覧頂ければ幸いです。

 

ミラーコート剤」の正しい施工方法を解説する写真

※ 「ミラーコート剤」の正しい施工方法

 

この動画を観て、商品性能が発揮できるように願って動画を作成しました。

 

このチャンネルでは様々な題材・素材を使いオリジナルコート剤の特徴である「塗装を削らない磨き」の能力をお見せし、色々な検証等を行っておりますので是非、他の動画もご覧下さい。