こんにちは、リキュウコートです。 #279
今回も動画の解説を行います。
今回の動画は、リキュウコート商品の性能を発揮する為の第2弾として、スポンジ・ウレタンバフとポリッシャー・サンダーについて深掘りして解説を行います。
前半はスポンジ・ウレタンバフの働きと役割について解説致します。
現在機械磨きとして無数のスポンジバフが存在しますが、前回の動画で説明した通りにバフ単体の特性で評価は出来ません。
機械磨きにおいて何を基準にして相性を見るかが重要となります。
今回の場合はリキュウコート商品の性能を発揮する目的ですので、磨き剤の役割である「マルチコート剤」を主軸に相性を考える必要があります。
※ 磨き作用とコーティング補修が一本で施工が出来る「マルチコート剤」
それを前提に、塗装の磨きで一般的なコンパウンドを使用した時のスポンジバフの役割とは何か?と言う事ですが、2種類の役割があると思います。
一つ目は、前工程で粗い磨きをウールバフにて行った後の「ウール磨きの磨き傷」を除去する「目消し」磨きです。
傷消しと言ってもウール磨きの磨き傷ですので決して深い傷ではありませんので、コシのあるウレタンバフで磨けば除去する事は可能です。
そして、もう一つの役割が先程ウールバフの磨き傷を除去した、ウレタンバフ磨きの磨き傷の「目消し磨き」が必要となります。
ウレタン磨きの磨き傷を、柔らかなスポンジバフで磨く「仕上げ磨き」という役割になります。
コンパウンドの研磨剤による磨きでは、段階を踏んで徐々に磨き傷を除去する必要があるので、スポンジバフでは2種類の磨き(2つの役割)工程が必要になります。
その意味においてコンパウンドの磨きでは、「コシのあるウレタンバフ」と「柔らかなスポンジバフ」の2種類が必要となります。
※ マルチコート剤の性能を発揮する「マルチ専用ウレタンバフ」
コンパウンドの磨きでは、結果的に2回の磨きが必要となる訳です。
しかし、リキュウコートの「マルチコート剤」であれば、コシのある「専用ウレタンバフ」の磨きで、ウールバフの目消し磨きと最終の仕上げ磨きまで、一回の磨きで2種類の磨きが完了するのです。
その上に、特別な技能が無くても液剤の能力により勝手に仕上がってくれるのです。
労力的にも時間的にも半減する磨きが行えるという大きなメリットと言えます。
その他の利点として、長年の固着した汚れの除去には粗い研磨剤とウールバフで磨き除去する必要がありますが、マルチコート剤と専用ウレタンバフでは、ウール磨きを行わなくても固着した汚れが一回の磨きで除去出来ます。
これはコンパウンドとスポンジバフでは物理的に不可能に近い磨きと言えます。
マルチコート剤はコンパウンド(研磨剤)の様に削って除去するのではなく、固着した汚れを分解して除去するメカニズムにより、コシのあるウレタンバフのみで除去出来るのです。
その上に最終仕上げまで仕上がるという、驚きの作業性の良さが一番のメリットと言えます。
そして、もう一点コンパウンドの磨きで絶対に出来ないウレタンバフの磨きが行えるのが、洗車後の濡れた状態で固着した汚れが一回の磨きで除去出来るのです。
塗装表面が濡れた状態でも、汚れを分解する事が可能な為に、先程のメカニズムにより、目が粗くコシのあるウレタンバフにて水を排出しながらムラなく汚れが除去出来るのです。
コンパウンドでは水で研磨剤が薄まり、バフの中に水が吸収される事により磨き性能が発揮出来なくなります。
この様に、コンパウンドのスポンジバフでは出来ない磨きを可能にする為に、マルチコート剤の性能を発揮させる相性の良いバフを設定し「専用ウレタンバフ」として指定しております。
それにより、バフ単体で優れていると思って使用しても、マルチコート剤の性能が発揮出来ないケースがあると言う事です。
今回の動画でウールバフにおいても、「推奨」や「専用」と称しているには裏付けのある検証を基に指定している事を、理解して頂ければ効果が発揮出来るのではないかと思います。
続いて動画の後半からは、ポリッシャー・サンダーについて簡単に説明しております。
機械磨きを行うサンダー・ポリッシャーも様々な機種がありますが、バフと同じでマルチコート剤の性能を発揮する為に、相性の良い2機種を指定しております。
マルチコート剤に能力がある為に、特別な機能や高額なポリッシャー等は必要ありません。
磨き経験のあるプロの方には「ギヤアクションサンダー」と機械磨きが未経験者の方でも扱える安価な「DIY用ランダムサンダー」を推奨と指定しております。
※ マルチコート剤の性能を発揮する推奨ギヤアクションサンダー
※ 未経験者でもプロの仕上がりが望めるDIYランダムサンダー
この指定の機種のトルク・スピード・偏芯径が近い機種であれば、指定の機種以外でも動画と同様の仕上がりが望めると思います。
マルチコート剤では特別な技能を持たなくても、液剤の能力で勝手に仕上がってくれるので、未経験者の方でも指定・推奨のツールを使用すればプロの様な仕上がりに近い完成が望めると思います。
今回の動画は日頃の施工動画では解説出来ない部分を深掘りして説明しておりますので参考にして頂ければ幸いと思います。
※ リキュウコート商品の性能を発揮する推奨・専用ツール
このチャンネルでは様々な題材・素材を使いオリジナルコート剤の特徴である「塗装を削らない磨き」の能力をお見せし、色々な検証等を行っておりますので是非、他の動画もご覧下さい。
最後までお付き合い頂き有難うございました。
気になった方はサイトも覗いてみて下さい。