こんにちは、リキュウコートです。 #259

今回も動画の解説を行います。

 

今回の動画は、前回の動画の続きでリキュウコート商品の一番の特徴である「磨き重ね」について解説致します。

 

※ №192の動画でご確認下さい。

 

リキュウコート商品は、塗装の磨きで使用する研磨剤で磨くコンパウンドとは真逆の性能を持ち、磨きだけではなく塗装の保護も同時に行える、これまでに無い概念・メカニズムを持つ商品です。

 

しかし、複雑なメカニズムで行われる現象を細かく表現して理解して頂くという事は非常に難しい事です。

 

出来るだけ分かり易く理解できるように動画にて表現しておりますが、僅か15分程度では全てを表現する事は出来ない為、深掘りする事が出来ませんでした。

 

前回の施工から7ヶ月経過したドアパネルを使用する事が可能になったので、一番の特徴である「磨き重ね」について2回に渡って解説を行う事が出来ました。

 

コンパウンドでは磨きを繰り返すと塗装を削って行き塗装を薄くしますが、リキュウコートの「マルチコート剤」は、特殊なクリーナー成分により汚れを分解して掻き取るというメカニズムにより塗装を削りません。

 

それにより塗装を削らずに磨きが行えますが、同時に磨きの摩擦を利用してコーティング成分を塗装に浸透させる為、塗装を保護する効果が得られます。

 

また、一度の磨き施工でも磨き重ねが行える事により傷等も埋める事は可能ですが、一度に何度も繰り返しても、一定の被膜を越えると被膜が締まり切らない間は、被膜に磨き重ならない為に3回までと注意しております。

 

これ等の特性は、これまでも動画で解説してきましたが、時間が経過した再度の使用で得られる「磨き重ね効果」については証明が難しかった為、なかなか解説が行えませんでした。

 

今回は7ヶ月前に施行したパネルを使い、前回施工した被膜が一時的な保護膜なのか?また、何度も磨き重ねて埋め切れなかった傷を対象に、時間が経過した磨き重ねを検証します。

 

マルチコート剤の特殊クリーナーは、役目を終えて塗装表面に残留するワックス等の一過性の保護膜も分解除去しますが、塗装と同化したコーティング剤・保護膜は除去しないという特徴の磨きが行えます。

 

しかし、コンパウンドでは汚れも削り落しますが、塗装と同化した保護被膜までも削って除去してしまいます。

 

マルチコート剤は同化した保護被膜を残したまま、役に立たない不純物・汚れだけを除去し、新たな保護成分を重ねる事が可能になるという他には無い大きな特徴があります。

 

これが本来の「磨き重ね効果」です。

 

この特性を利用した施工が、以前動画で紹介した、ブラックカラーの「ベゼルの雨染み除去」です。

 

新車から5年経過した塗装表面が雨染みだらけになって光沢も減退していた状態をリキュウコート商品にて改善しましたが、新車時に施行していたガラスコーティング被膜に対し、新たにマルチコート剤のコーティング成分を磨き重ねて塗装の侵食を埋める事により除去が出来ました。

 

これこそが、リキュウコートの一番の特徴である「磨き重ね効果」を利用した施工です。

 

但し、傷シミを完全に除去する為に、一台の車を何度もウールバフによる磨きを繰り返すというのは危険が伴います。

 

液剤に塗装を削る能力はありませんが、ウールバフの摩擦は時により削る効果とないますので注意が必要です。

 

磨き重ね効果はウールバフによる磨きだけではなく、ハンド処理にて行う定期メンテナンスでも塗り重ね効果として保護が強化されます。

 

手間や時間を掛け機械磨きを行わなくても、簡単なお手入れ(メンテナンス)で不純物が除去され同時に保護被膜が強化去るというのが、リキュウコート商品を生かす「正しい磨き重ね」という事をお伝え致しました。

 

今回の動画をよく理解して頂ければ、リキュウコート商品の性能を発揮させた車のお手入れが可能になると思いますので最後までご覧下さい。

 

このチャンネルでは様々な題材・素材を使いオリジナルコート剤の特徴である「塗装を削らない磨き」の能力をお見せし、色々な検証等を行っておりますので是非、他の動画もご覧下さい。