こんにちは、リキュウコートです。 #257
今回も動画の解説を行います。
今回の動画は、7ヶ月前の施工で2000番ペーパーの傷消しを行った現在の状態(傷・光沢の戻り)を検証するという動画です。
※7ヶ月前に施行した施工前のパネルの状態
ドアパル元々の施工前の状態は、ブラックパール塗装のドアパネルですが塗装自体に問題?不具合があると思われ、以上に汚れが吸着され易く傷が簡単に入ってしまう状態により、パネル全体に細かな傷やシミに覆われた状態でした。
特に異常を感じたのは軽く爪でなぞるだけで傷が入ってしまうという点でした。
正常な塗装ではあり得ない現象です。
この状態を1万円で購入したDIY用ランダムサンダーと、塗装を削らないリキュウコート商品「マルチコート剤」にて修復し傷消しと光沢を取り戻いました。
但し、パネル中央に塗料のスプレーと思われる拭き散った塗料ミストは磨きでは除去出来なかった為、2000番のペーパー研磨紙を使ってミストを除去しました。
※塗料が吹き散ったザラザラの塗装表面
※2000番ペーパー研磨による研磨傷の状態
その除去したペーパー傷を、再び1万円サンダーとマルチコート剤により傷消しを行い、最終保護としてミラーコート剤で覆い完成しました。
これ等の模様を以前配信した動画にて紹介しましたが、動画で使用したドアパネルを廃棄し忘れていた事により、施工から7ヶ月経過した状態をお伝えする事にしました。
このチャンネルでは様々な症状の汚れや傷を除去し修復するという施工をお伝えしておりますが、施工後の状態を見せる機会が少なかった為、多くの視聴者が関心があるのではないかと思います。
本来、汚れや傷を消すためには研磨剤によるコンパウンドで磨くというのが通説ですが、コンパウンドとは真逆の「塗装を削らない磨き」で除去をすると言う、マルチコート剤の能力が伝えづらく証明が難しいのが難点でした。
初めて施工を見た方は、油を塗り込んで傷を一時的に消しているのではないかと思われても仕方がありません。
それは、コーティング剤で汚れ・を除去し傷を消すというレジンの反応を駆使した他には無い技法により疑念が持たれ易いからです。
決して油を塗り込んで一時的な傷消しや光沢を修復している訳では無く、摩擦を利用してフッ素・ケイ素樹脂を傷に浸透さ接る事により塗装と同化させて修復させているのです。
※1万円サンダーで樹脂成分を浸透させて傷を除去させる
今回、施工から7ヶ月経過した事により、梅雨や猛暑の高温多湿を経過した事により一時的な誤魔化しの技法ではない事が証明できる動画となりました。
世の中に多く流通している仕上げ剤や磨き剤では、高温多湿により一時的な艶出し成分が蒸発する事により、長期間経過すると「傷戻り」「光沢戻り」が発生し仕上がりが減退する事は多くの方が知る実情です。
リキュウコートの磨きを行うと同時にコーティング被膜が形成されるという画期的なメカニズムにより、塗装の不具合までも改善が出来ると居証明が少しは出来たのではないかと思います。
特に今回の検証では、手加減無しでゴシゴシと研磨した2000番のペーパー傷なので、多くの方が施工後の状態が知りたいのではないかと思われます。
最後にもう一つ施工で大事なポイントがあるのですが、マルチコート剤は汚れも傷消しも可能なコーティング剤ですが、最終保護を行うミラーコート剤の役割も重要という事です。
※最終保護としてミラーコート剤を散布施工します
マルチコートとミラーコート成分が反応し、浸透した樹脂成分を締まらせるという効果により強いコーティング被膜が形成され完成します。
それにより傷戻りや光沢が減退しない品質が保たれるというメカニズムです。
今回の動画では、目に見える形でその点も注意喚起できたのではないかと思います。
施工後の気になる「その後」の様子をお伝えする内容のある動画となりましたので最後までご覧下さい。
※施工から7ヶ月経過しても変わらぬ仕上がり状態
このチャンネルでは様々な題材・素材を使いオリジナルコート剤の特徴である「塗装を削らない磨き」の能力をお見せし、色々な検証等を行っておりますので是非、他の動画もご覧下さい。
最後までお付き合い頂き有難うございました。
気になった方はサイトも覗いてみて下さい。