こんにちは、リキュウコートです。 #169

今回も動画の解説を行います。

 

今回の動画は、前回行ったDIYサンダー・スポンジバフによる磨いた仕上がりと、「クイックコート剤」によるイージーな手磨き(ハンド処理)での仕上がり比較を行う動画の解説です。

 

※ №107の動画でご確認下さい。

 

前回は傷だらけのドアパネルをスポンジバフによる本気で磨いた仕上がりと、手磨きの仕上がり具合を比較するという一見すると無謀過ぎて意味があるのか?と思われる検証ですが、あえて機械磨き後にクイックコート剤による手磨きを行いました。

 

動画でもコメントしましたが「馬鹿なのか?」と思われる検証ですが、機械磨きで約13分間磨いても完全な傷除去が難しかったパネルを使い、「クイックコート剤」の名前の由来となった手軽に磨きが行える特別な技術を要しない適当な磨きの実力を証明・検証する為には、この方法が適していると思い機械磨き後にあえて行いました。

 

このパネルはソリッドカラーのブラックではありませんが、目視でも判らない程のパールマイカ原色の配合によりブラックソリッドカラーに見える事もあり、磨きムラも一目瞭然に判るので商品性能を見るには打って付けのパネルです。

 

磨く前の傷だらけの塗装の状態の写真

 

磨く前の傷だらけの塗装の状態の写真

※ 磨く前の傷だらけの塗装の状態

 

また、前回の検証で洗車傷よりも酷い傷に覆われている事も判り、簡単には除去出来ない事も立証済みである為、手心を加えた検証でない事も証明が出来る為です。

 

この様な現物を見られない動画での検証は、此処までやらないと真実とは思って貰いにくい為です。

 

商品性能を良く見せるテクニックは色々ありますが、それでは何時まで経っても本当の意味での「信じられる」という検証にはなりません。

 

その為に今回は馬鹿なのか?と思える厳しい条件の基での能力検証を行いました。

 

その裏には「クイックコート剤」の揺るがぬ自信がある為に行えました。

 

ボディコートと言う分野で№と自負するクイックコート剤の写真

※ ボディコートと言う分野で№と自負するクイックコート剤

 

以前にも紹介しましたが、私が以前に勤務していたコーティングメーカーではボディコート剤が優秀で大手有名メーカーも一目置く商品がありましたが、その商品よりもこの「クイックコート剤」の方が数段上の品質・性能がある事は、一番に比較・認識できる立場であったので

ボディコート剤の中ではナンバー1であると自負する理由です。

 

普段からボディコート剤を使い慣れている各メーカーのディラーの方に試して貰い共通する感想が「今まで落ちなかった汚れが簡単に落ちる」でした。

 

次に多いのが「磨けば磨くほど綺麗になって来る」という意見は共通する感想でした。

 

それにも拘らず簡単には採用にならないのが業販の難しい所でもあります。

 

また一般販売を始めた現在、これまでボディコート剤を使った事のない一般お方からも共通するのが「何で綺麗になるのか不思議だ」と言う感想を頂く事が多くなりました。

 

これまでは、磨くと言えばコンパウンドしかなく、その経験で比較する為だと思います。

 

これまでに何度も解説して来ましたが、コンパウンドの削る磨きとは違いレジンの反応を駆使した、コート成分が瞬時に不純物に浸透分解したものを掻き取るというメカニズムの違いによるものです。

 

除去するだけではなく同時に光沢成分を浸透させる事により、磨きの強弱によるムラの発生を防ぐ事により、誰が行ってもイージーな磨きであっても失敗の無い仕上がりになるのです。(技能不要)

 

また、ワックスの様に繰り返しの使用で古くなったワックス被膜が堆積し。光沢を鈍らせる事も汚れが吸着し易くなる事も一切ありません。

 

ワックスの繰り返しの使用では定期的に古い被膜を除去するという、手間の掛る作業も一切必要がありません。

 

クイックコート剤を繰り返し使用しても光沢が鈍る事無く、 不純物を除去し常にフレッシュな塗装が維持出来ます。

 

この感覚は一般お方には経験が無い為に初めて使った感想が「不思議!」という声になるのだと思います。

 

一度でも使用して貰えればその「不思議」な感覚を実感して貰えるのですが、逆に使用した事が無い、動画を観るだけの方にとっては、とても信じて貰えない現象である為に、今回の無謀と思える検証を行いました。

 

実際に通常クイックメンテナンスで使用するスポンジでの磨きの為、傷を消す事は出来ない事は承知していましたので、性能証明が逆に表現される恐れ(リスク)はありましたが、本来の性能を信じて本番に臨みました。

 

結果として多くの傷は除去されないままに確認されましたが、不純物の除去と光沢補修により、透明感はかなり改善出来ていたと思います。

 

一番のアピールポイントであった僅か1分30秒間の磨きで、此処まで改善出来るという点が証明出来たと思います。

 

また傷がリアルに残っている事も過度な期待を持たせない役割になったのではないでしょうか?

 

13分間スポンジバフによる機械磨きを行った状態の写真

※ 13分間スポンジバフによる機械磨きを行った状態

 

僅か1分30秒のクイックコート剤による手磨きを行った後の状態の写真

※ 僅か1分30秒のクイックコート剤による手磨きを行った後の状態

 

決して完全完璧なデモンストレーションではありませんが、これがリアルにクイックコート剤の実力であり実状が表現できたと思います。

 

これにより全ての方に良い方向に理解して貰えたとは思ってはいませんが、他人を騙す事や過度な期待を持たせる事無く、忠実に性能が表現できたと私は満足しております。

 

以前からクイックコート剤の表現に悩んでおりましたが、今回の様な機会で紹介出来たことにより、より正しく理解して貰えたのでと思います。

 

後は視聴される方の判断だけです。

 

それで悪い印象を持たれたとしても悔いはありません。

 

最後に余談になりますが、何故?ブラックカラーで無謀な検証をしようと思ったかという理由の一つに、撮影カメラの性能があります。

 

新しくカメラを購入し半年が過ぎましたが、最近になってカメラの特性(長所・短所)が理解出来る様になりつつあります。

 

このカメラは赤系統のカラー(塗装)には不向きですが、黒・青系統のカラーで性能が発揮される事が判って来た為です。

 

特にブラックカラーでは忠実に微細な表現が可能である為に、今回の様な繊細な表現では正しく映し出せる事が出来たので検証しました。

 

これは決して不正な事ではなく実際に見る事が出来ない動画での表現では最も重要な点だと思います。

 

赤系統で同じ事を再現しても、今回の様な繊細な表現・再現が難しいのがこのカメラの特徴です。

 

最後は余談になりましたが、前回のスポンジバフ磨きでも今回の手磨きでも忠実に本当の実力が再現出来る検証になったと思います。

 

最後までお付き合い頂き有難うございました。

気になった方はサイトも覗いてみて下さい。