こんにちは、リキュウコートです。 #162

今回も動画の解説を行います。

 

今回の動画は、ハンド処理による車のボディへ定期的に行う「クイックメンテナンス」についての施工動画です。

 

※ №100の動画でご確認下さい。

 

今回使用している素材の車についての情報ですが、新車から2年経過した状態で新車時にメーカー純正の高級グレードのガラスコーティング施工車です。

 

今回、近隣ディラーよりある症状の改善を求める磨きの要請があった車を使用し、磨く作業の前に今回のハンド処理の施工動画を撮りました。

 

今回動画で施工した右半面に関しては、磨きの依頼を受けた症状が無い部分です。

 

特別な症状が無いとはいえ、高級なガラスコーティングを施工車にも拘らずに、2年で光沢が鈍る様な状態を見て率直に残念な気持ちになります。

 

塗装全体に光沢を鈍らせる被膜の様なものが覆っている気がします。

 

持ち主の方に買う人出来ないので、あくまでも私の経験による推測ですが、普段のメンテナンスの方法や商品が車に合っていない事が原因ではないかと思います。

 

その不純物の被膜に爪傷や雨染みが付き易いように思えます。

 

以前にもメーカーによって塗装が違うという解説を行いましたが、このメーカーに関しては特にワックス・シリコン系のメンテナンスは相性が悪いというのが、私の経験による持論であり見解です。

 

そもそもワックス・シリコン系のメンテナンス剤は効果が無くなると、不純物となる被膜として塗装表面上に残留するので、一定期間ごとに除去しリフレッシュが必要になるのですが、このメーカーの塗装では著しく不純物となる被膜の残留が多く劣化も早いような気がします。

つい一ヶ月程前にも同様の症状を動画で紹介したと思います。

 

今回の車は通常よりも高級なメーカー純正のガラスコーティングを施工していても、同様の症状が発生しているので残念です。

 

車輛情報の前置きが長くなりましたので解説に入りますが、今回はリキュウコートの下地処理剤の「クイックコート剤」を使用して施工方法や能力検証を行った動画です。

 

最初に説明しておきたい事がありますが、この商品の基本的な使用目的はハンド処理にて3ヶ月毎に行う定期メンテナンス剤であるという事です。

 

勿論、1ヶ月毎ごとの使用でも問題ありませんが、今回の様な2年経過した状態を一度の使用で全てを改善するという商品ではありません。

 

不純物の被膜に爪傷が入った状態の写真

※ 不純物の被膜に爪傷が入った状態

 

マイクロクロスの強い磨きで爪傷を除去した状態も写真

※ マイクロクロスの強い磨きで爪傷を除去した状態

 

今回は商品能力を示すという意味で爪傷やシミ等を強く磨き除去しましたが、本来はピンク色の専用スポンジにて洗車後の濡れた状態で車輛全体を15分程度で簡単にメンテナンスが行えるというのが本来の特徴であり魅力です。

 

しかし動画では施工による変化(ビフォ・アフター)を好む・望まれるので、本来の使用の趣旨から外れがちなのですが、基本的にはコンパウンドや他のカーケア商品には真似が出来ないクイックメンテナンスが売りの商品です。

 

この3ヶ月毎(年4回)ごとのクイックメンテを行えば、常に塗装表面がリフレシュされ美創が維持・継続が出来るというコンセプトの商品です。

 

今回の動画では、爪傷やドアミラー下のシミにおいてはマイクロクロスによる強い磨きを行い除去しましたが、他に関しては従来のクイックメンテナンスで行いました。

 

その為に、2年間の不純物の堆積が全て除去出来たという訳ではありません。

 

まだ残っています。

 

これを見て大した能力の無い商品だと多くの方が思われると思いますが、ゴシゴシ磨かないで僅か数分で片面を撫でるような施工で改善出来るという事は、本当は凄い事なのです。

 

マイクロクロスでゴシゴシと全体を磨けば除去出来ますが、私からするとそれこそ意味・価値が無くなってしまうと考えています。

 

それならば「マルチコート剤」で経験が無くても扱えるDIYサンダーにて数分で除去が出来る機械磨きを用いれば合理的だという考えです。

 

勿論、機械磨きが出来ない方も居ますし、馬鹿にしている訳ではありません。

 

基本的には「クイックコート剤」は、綺麗になった下地を簡単なメンテナンスで保つ事が一番の目的で、一番効果が発揮されるという事をお伝えしたいのです。

 

そう言った意味において、私の技能不足なのかもしれませんが動画でお伝えする事が難しい消費の為、あまり動画での紹介はしていないのが現状です。

 

今回は、誤解されるかも知れませんが、あえてクイックメンテの実力を示す為に、完璧な除去ではありませんが、ありのままをお見せしました。

 

そして、機械磨きが出来ない方も、このクイックメンテを繰り返し行えば今回除去出来なかった不純物も次第に軟化され除去されて行きます。

 

なかなかその現象を動画でお伝えする事は難しいのですが、これが商品の大きな特徴でもあります。

 

多くの方がコンパウンドも含め機械磨きの仕上がりを評価していますが、私からすると機械磨きをすれば綺麗になる事は当然な事で驚きもありません。

 

手の動きに比べ機械は何百倍の動きをするからです。

 

その為に、商品能力が低い商品でも機械磨きを行えばそれなりの仕上がりになるからです。

 

そう言った意味身においても、ゴシゴシ磨かないハンド処理で今回の仕上がりは本当は凄い事なのです。

 

何か上手く表現できないもどかしさが愚痴になった解説になりましたが、今回はあえてクイックメンテナンスの実力をお見せした動画を作製しました。

 

この動画を観て共感を持ってくれた方には真似が出来る、やり方に関しては示す事が出来たのでは思います。

 

定期メンテナンス剤のクイックコート剤の写真リキュウコートで扱うマイクロハイパークロスの写真

※ (左)定期メンテナンス剤のクイックコート剤 (右)マイクロハイパークロス

 

最後の拭き取りは、一応リキュウコートで取り扱っているマイクロハイパークロスの紹介をしましたが、施工直後はコートの仕上がりは完全な硬さにはなっていないので出来るだけ傷が入らない様に、クロスの淵縫いが無いようにレーザーによる溶断で仕上げたクロスで拭き取りします。

 

一般的なマイクロクロスは、淵縫いをしていて四隅をハンダゴテのようなもので糸を焼き切っている為に繊維が焼けて硬い為、傷の原因になるものが多いです。

 

その事を注意して貰えればお手持ちのマイクロクロスでも大丈夫です。

 

最後になりますが、「クイックコート・マルチコート剤」共に扱いが簡単で失敗も無く施工が行えますので、定期メンテナンスや爪傷除去などの便利使いには「クイックコート剤」はお勧め商品です。

 

失敗の無い施工と謳う、代名詞となる現象が磨きによるムラが出ないという現象です。

 

磨きの強弱によるムラがあったとしても、光沢補修が行われる為に一見するだけではムラは発見できません。

 

その現象により、誰が行ってもイージーな作業で綺麗に仕上がります。

 

ハンド処理にてクイックメンテナンスを行った状態の写真

※ ハンド処理にてクイックメンテナンスを行った状態

 

また、クイックコート剤はマルチコート剤よりも光沢感・撥水力が優れており単品での使用にお勧めです。

 

逆にマルチコート剤は、コーティング作用により塗り重ね効果やトップコートとの反応に優れた効果を発揮します。

 

この2種類の下地処理剤の使い別けにより最強のメンテナンスが可能になるという訳です。

 

今回は動画であまり取り扱わない「クイックコート剤」の紹介動画について解説しました。

 

最後までお付き合い頂き有難うございました。

気になった方はサイトも覗いてみて下さい。