こんにちは、リキュウコートです。 #101

 

今回も動画の解説を行いたいと思います。

 

最近、リキュウコートの商品紹介として様々な使用方法として施工事例の動画をUPしていますが、その中でも商品として一番性能が発揮されている動画を紹介したいと思います。

 

この動画では、ボンネットパネルを使用して2000番相当のペーパーで傷を付けて、リキュウコートの「マルチコート剤」を用いギヤアクションサンダー(ポリシャー)にて削らない磨きで傷を消し、コンパウンドとの違いを撥水状態も含め表現するという動画です。

 

 

 

※ 2000番相当のペーパー傷を削らずに除去する動画

 

しかしながら、再生数が一番少ない分類になっている事に、自分としても疑問というか納得出来ない複雑な気持ちになる動画でもあります。

 

勿論視聴者が求め選ぶ物である事は十分承知している事ですが、本人からすると商品性能が一番問われる施工にも関わらず興味を持たれないのだろうと未だに疑問しかありません。

 

答えの推測としては、ペーパー傷を消すという日常では無い行為に興味がない?とか、ペーペー傷をポリッシャーで消す事態に自分には無理と判断されている位の推測しか思い浮かびません。

 

また動画の視聴者にはプロの方が少ないのではないかという点が挙げられます。

 

この作成側と視聴者側のギャップの現実を受け止めないといけないのも実情です。

 

しかし、商品として様々な能力が試される施工でもあるので詳しく解説したいと思います。

 

今回撮影で使用する2000番相当のペーパーは塗装屋さんで、修理で再塗装を行った後に、元々の車の塗装肌(ユズ肌)を調整する為に、このペーパーを使用して塗装表面を削り取る為のペーパーです。

 

昔はこの様な専用のペーパーが無かったので、粗い研磨剤のコンパウンドを用いポリッシャーにて研磨で肌調整を行っていましたが、最近では便利になってコンパウンドを使わずにペーパーにて簡単に調整が出来る様になりました。

 

しかし、このペーパーの傷はコンパウンドにて研磨して除去する必要があります。

 

大きく改善されたと言え、この傷を除去するには粗めのコンパウンドを使用しなければいけません。

 

その作業で磨き傷が付き易く、また粗い粒子のコンパウンドを使用する事やウールバフの使用が必要になる為に、磨きムラや白くボケる等の症状も発生し易い難しい作業でもあります。

 

濃色車においては、この作業で手を抜くと、仕上げ作業に悪い結果をもたらす重要な工程ですし、使用するコンパウンドの性能が求められます。

 

勿論、この様な事は専門のプロの方しか理解できない事は承知しておりますが、プロの方に見て貰えない残念さと、一般の方に伝え切れないもどかしさがあります。

 

また、動画編集能力が無い為に、実際にペーパーにて傷を付ける所から磨き上げた状態を様々な角度から撮影をノンストップで行っているので、これほど能力を証明するには信用が持てる動画は無いと自負しています。

 

半面をマスキングで覆いビフォ・アフターが一目瞭然で判るので、再整数が少ない事が、勿体ないという残念な気持ちになります。

 

解説に戻しますが、粗いコンパウンドを使用した場合は必ず磨き傷が入ってしまう為に、その傷を消すという「目消し磨き」を行い仕上げて行く必要があります。

 

しかし、「マルチコート剤」の特徴として、ウールバフを使用して強い摩擦の磨きを行っても、磨き傷が入らない事や磨きの強弱による「磨きムラ」や摩擦による「白ボケ」が発生することなく仕上がるという大きな特徴がこの動画で再現出来ています。

 

この性能はプロの方が使用しても、大きく労力が削減され、技能の軽減も図られる事により品質向上にも役立ちます。

 

そして、この性能は専門分野だけで生かされるのではなく、一般の素人の方が、ハンド処理にて使用した時にも同様の効果が発揮される性能でもあります。

 

技能のない一般の方が手磨きを行っても失敗なく綺麗に簡単に仕上げる事に大きく影響を及ぼす大事な性能です。

 

そして、コンパウンドは研磨粒子による塗装面を削り傷を消しますが、マルチコート剤はコーティング成分である樹脂成分を摩擦により強制的に塗装の面に浸透させる為に、削らないで傷を消すという最も大きな特徴も動画にて見て取れます。

 

ウール素材による摩擦があるので、全く削らないというのは間違いですが、コンパウンドとの違いで研磨剤で削るという意味では、全く違うメカニズムによるものです。

 

そして一度消えた傷が後に戻って見えてくる事が無いのも重要な現象です。

 

そして、磨いて傷を消すだけではなく、塗装表面を強化保護が行えるので、水をスプレー散布しても撥水する現象も動画で再現しています。

 

この様にコンパウンドでは再現できない能力を持っている事を動画にて表現しております。

 

そういう意味で、再生が少ないという事がとても残念に思ってしまいます。

 

削らない磨きによるペーパー傷を完全に除去した状態の写真

 

削らない磨きによるペーパー傷を完全に除去した状態の写真

※ 削らない磨きによるペーパー傷を完全に除去した状態

 

もっと編集能力を上げて、視聴者の方が見たくなるような動画にして行かなければいけないと思わされる動画にもなりました。

 

最後までお付き合い頂き有難うございました。

気になった方はサイトも覗いてみて下さい。

https://rikyuu-coat.amebaownd.com/