こんにちはリキュウコートです。#37

 

前回の記事では、ボディに入った爪傷や摩擦傷の除去について解説しました。

 

今回は、リキュウコートのマルチコート剤を使ってハンド処理(手磨き)にて、ヘッドライトのクスミ・黄ばみの対処法や場雨よけバイザーの手入れの仕方やメッキ部品の磨き方について詳しく解説したいと思います。

 

塗り込みスポンジでのヘッドライト磨きの写真

※ 塗り込みスポンジでの磨き

 

これまでマルチコート剤のクイックメンテナンスやポリッシャー(機械磨き)について解説してきましたが、ヘッドライトやバイザー等のポリカ樹脂製品にもとても有効に働きます。

 

マルチコート剤には樹脂成分を浸透させるコーティング効果がある為、ライト・バイザーの樹脂に馴染む性質が特徴です。

 

そして、特殊クリーナー成分が汚れに浸透し汚れを軟化させる特徴もある為、ヘッドライトの初期の黄ばみやクスミにおいてはハンド処理でも対応出来ます。

 

バイザーも裏・表の両面にハンド処理で磨く事で、かなりの透明感が蘇ります。

 

使用方法は、これまでの傷の除去と全く同じですが、ヘッドライトの黄ばみ・クスミの状態で違いますが、軽い症状の場合は塗り込みスポンジを濡らし、マルチコートを塗布し患部を強めに磨きコート剤が消える位まで磨くと汚れが除去され透明になります。

 

クスミが少し強い場合は、これもボディの傷磨きと同様に、水を絞ったマイクロクロスにマルチコートを塗布し、強く幹部を手磨きにて透明感を確認しながら磨いて下さい。

 

両症状においても手磨きにてクスミ・黄ばみを除去した後は、もう一度スポンジにて軽くマルチコートを塗り込んで下さい。

 

これは最終保護の役割でマルチコートで再度保護します。

 

クイックメンテナンス時において定期的にライト・バイザー・メッキ部も軽く磨きとコートを行えば黄ばみやクスミ防止にも有効です。

 

またメッキ部品の磨きと保護にも優れた効果を発揮します。

 

メッキも洗車で落ちない汚れが吸着しますので、定期的に軽くハンド処理にてメンテナンスする事でクリアな輝きが長期にわたり維持できます。

 

しかし症状の重い状態ではハンド処理の手磨きでは対処出来ない場合もありますので、その場合は以前解説したDIY用のサンダー等を使用し除去する事もお勧めします。

 

ちなみにコンパウンドでライトやバイザーを強く磨くと、研磨剤により傷が入り透明感が悪くなる場合があります。

 

その傷を消すためにコンパウンドの粗さを変え数回にわたり磨きが必要になります。

 

この様にコンパウンドでは手間が掛りますが、マルチコートではコーティング剤と特殊クリーナーの本来は相反する成分がケミカルの力で磨きと保護が同時に作用される事により時間も手間も掛らない画期的な商品です。

 

マイクロハイパークロスでのヘッドライト磨きの写真

※ マイクロハイパークロスでの磨き

 

今回も最後までお付き合い頂き有難うございました。

 

気になった方はサイトも覗いてみて下さい。

https://rikyuu-coat.amebaownd.com/