こんにちはリキュウコートです。#17

 

前回の続きです。

 

修行で修得した強力な武器(ポリッシャー)を手に、念願だった愛車を磨き始めました。

 

恐る恐るボディに接地しスイッチを入れポリッシャーを回転させました。

 

幾らかの中古車を磨いてコツもつかんでいましたが、自分の車となると緊張もします。

 

ポリッシャーを軽い押さえから強い押さえに変え本格的に磨きに入ると、「何かいつもと違う」と感じました。

 

気のせいかと思い磨きを続けると、凄く食い込むような感じがしましたが、汚れがコンパウンドに絡みついているのだと、磨きを続けると今までの経験には無いポリッシャーが振り回される感じに驚き、怖くなり磨きを中断しました。

 

いつもと違う感覚に「何でだろう?」と考えましたが、理由が分からずそのまま磨きを継続しました。

 

やはり食い込む力が凄いですが負けずにポリッシャーを抑え込むと、いきなりボディから消しゴムの様なカスが飛び出してきました。

 

いつも洗車は欠かさずワックスで手入れしていたので、そんなに汚れている訳がなく理解不能でした。

 

しかし、磨いた部分のボディはすごく綺麗でした。

 

まだまだ職人としては未熟だった為、消しゴムのカスの様な物が出る原因はその時点では分かりませんでした。

 

でも、その時は初めてのポリッシャーでの磨きに夢中で、一日かけて何とか磨きを完成させる事が出来ました。

 

当時はまだ半人前でしたが、これまでとは見違える仕上がりに満足し、愛車の手入れから始まった職人の道でしたから、まるで職人になったような興奮を今でも覚えています。

 

愛車の日産セドリックY31

 

次回は、意味不明の消しゴムのカスの原因について書きたいと思います。

 

今回も有難うございました。

 

次回へ続きます。

 

参考にサイトの方も覗いて見て下さい。

https://rikyuu-coat.amebaownd.com/