新聞で地方銀行の現状を毎日1面で書いている。
スルガ銀行やその他でも融資をするために
融資を増やすために”書類”の改ざんをするなど、
私の時代には考えられませんでした。
確かに超低金利下で業務純益が上がらず、
経営が苦しいから、信じられない銀行員自身の改ざんまで
するような心に追い込まれているのかも知れません。
金融処分庁の長きに渡る「不良債権=悪=減らせ」が
染み付いて、顧客との心の距離や信頼関係が薄れ
急に事業性評価を基準にして、
無担保・無保証で、できるだけ貸せへの転換は
変化が速すぎてついていけない気がします。
本当に貸せる先は決算書で判断できません。
やはり経営者の能力や責任感を見抜くことが大事です。
まだまだ創意工夫が銀行は足りません。
信用管理とは何かをもっと考えれば知恵は出るはずです。
夜逃げをした先が、何年か後私のいたところだけ返済に
来たことがありました。やはり真摯に向かえあうことが大事なのです。
★預金の使い込みは今も昔も不心得者はいるものです。
金額が億単位の不正もあまり新聞には載りません。