西日本大豪雨、台風21号の強風、北海道地震とこれだけ続けば、
いつか東京も来ると考えてしまう。
通販サイトでも蓄電池が売り切れのものが出ていた。
異常気象・気候の変化への対策といっても、個人レベルで行うことの限界がある。
パリ協定に温暖化効果排出国第1位のアメリカは、
トランプ大統領が「地球温暖化は丁稚上げだ」と批判的な発言し批准から脱退。
第2位の中国も排出取引市場を使い、実態として効果をしていない。
北京五輪のガスに覆われた町を思い出せばいい。
乱開発や外来種による生態系保全・生物への影響に関する対策など問題は山積している。
群馬と長野県境に“猿たち”の群生地があった。新幹線と高速道路が3つ分断した。
軽井沢の別荘地帯にも猿が食べ物を求めて徘徊するようになった。
猿を責めることは出来ないと感じる。便利さと引き換えに失うものがあるからだ。
動植物も外来種の方が繁殖力が総じて高く、在来種の絶滅が危惧され、
最近外来種の排除に乗り出し始めたが既に遅しの感は拭えない。
評論家の立花 隆さんが「人間は最適環境期に住んでいる。いつか滅びる運命だ」と言っている。
その足音が大きくなってきているような気がしてならない。
国・人種・個人のエゴが大きな障害になっている。