「効果無き金融緩和」
安倍さんは一段の金額緩和を迫る。
インフレ・ターゲット2%という政策目標を
日銀総裁も何度となく繰り返してきた。
でも、金額緩和策のキーマン銀行は
「資金需要がない。企業は財務の改善を図っている」
なんて言っている。
何をおっしゃるウサギさんである。
借りたい企業は沢山ありますよ。
この経済環境の中で、売上も利益も
確保しずらくなっている中で、
総じて決算内容が劣化してきている。
だから融資がしずらくなっているのだ。
加えて景気回復のメドが立たないから銀行は
勇気を奮うことも難しくなる。
でも、メガ3行で2兆円を超える利益を
出しているのだから、もう少し蛮勇を
奮ってもいいと思うのは、私だけだろうか?
デフレ、消費不況、賃金の減少、若者就職難など闘い、
特に消費は直近3カ月マイナスで推移している。
円安で上がっている物は少なくない。
実所得が増えていない証拠ではないかと思う。
大企業からは景気のいい話が聞こえてくるが、
それは全体の1部に過ぎない。
厳しい中必死に頑張っている企業に支援をして欲しいと願う。
マトモな経済対策をしてこなかったツケが
徐々に中小企業の経営を圧迫している。
GDP中輸出の占める割合は10%前半である。
内需より、輸出産業への税制優遇は
比重の掛け方が違うのではないか?
内需支える中小企業が良くならなければ、
景気回復はないことに、
そろそろ気がついても良さそうなものだ。
広島は.マツダの業績が順調なおかげで
町全体が潤っている。
下請け企業を国内においても
利益がだせるいい例だと思う。
なんでも海外で本当にいいのかと思う。
最近は至る所で外国人のアルバイトを
見かけるようになった。3K的な職場を
日本人が嫌うこととコストが安いことが
理由なのだろうが・・・