今回から貸借対照表=B/S(バランスシート)なんて呼ばれます。


表の右側が負債+資本=左側が資産で右左が常に同じ


金額になるので、バランスシートなどと言われます。


ここで気をつけたいことを何回かに分けて書きます。


貸借対照表


「仮払金、短期・長期貸付金、未払金等」


・仮払金に不明瞭なもの、長期のものがないか?

 (1年以上回収がない)

・2期の決算を比較し貸付金残高の内容に変化がない。


・1年以上未回収の仮払金、貸付金は原則資産勘定から減算されます。
これは2期の決算書を比較して、回収状況をチェックします。


・交際費、広告宣伝費等、本来的に経費処理すべきものを

 上記等の勘定で処理している場合は、全額修正処理の対象となる。


・長期貸付金は契約とおりに回収されていない場合は、その額を減算

「売掛金・受取手形」


・売掛金で1年以上回収のものがない。

(原則資産勘定から減算されます。)


その他に売掛金・受取手形の残高が適正であること。


売掛金が売上高に比して大幅に増加or減少している。


明細書でその他欄の残高が多い。

(なるべく詳細に載せる)


融通手形や1年架空計上、1年以内でも回収不能先を見ます。