損益計算書編その2
「社長の給与」
社長の給与が極端に少ない場合も一応チェックされます。
他に家賃収入があるとか、奥さんも役員で二人合わせると、
家族が生活できる水準にあればいいのですが、
これも黒字を出すために役員報酬を減らしても、
社長の家族構成で必要生活資金以下の役員報酬の場合、
その分役員報酬を加算して計算することがあります。
年収240万位に下げて黒字にしている決算書一時期
良く見かけました。
「簿価より時価が上回っている資産の売却」
株式も最低の7,000円台から2万2000円前後
まで回復しています。
金融機関は、含み益を参考評価程度にしか見ません。
その含み益は売却しない限りは
貸借対照表の金融機関の評価は簿価のままです。
(参考評価としては見ますが…価格が変動する為)
この株式が取引上保有しつづける必要があるものを除き、
昔の取引先の株式など売却が可能なものは
株式市況等や税務対策を考慮した上で、
売却し利益捻出することも考えていいことです。
債務超過などの解消の手っ取り早い方法ですよね。