融資5原則
① 使途 ②返済資源 ③保全 ④期間 ⑤レート
①使い道のことです。銀行隻語の中に
「初めに使途ありき」という言葉があります。
貸出したお金が申し出の使徒通りに使われれば
返済が不能になる確率が低いと言われています。
②返済資源とは返済能力のことです。
住宅ローンのようなパッケージ商品の場合は、
年収の30%以内などと決まられていますが、
企業の場合は、過去3期の決算書の内容に加え、
将来の安定性なども含めた判断になります。
③保全=金融機関の人やOBの方は良くご存じです。
要はどれだけ担保で貸出がカバーされているかを
チェックします。おそらく今は審査の上では、
このウェートが最重要になっていると思われます。
④期間=貸出の期間リスクのことで、
期間が長くなるほど、リスクが高くなるので、
その期間、融資する企業が破たんしないかを検討
します。
⑤レート=貸出金利のことで、収益性がどれだけ高いか
ということを考えます。当然ながらリスクの高い企業や
担保不足の企業は金利が高くなります。
もちろんこの5原則が全てではありませんが、
銀行に融資を申し込む時には知っていた方がいいと
思います。
メガバンクの総合職は高学歴の有名大学出身者が多く
皆優秀ですからね。