中小企業の優遇税制にメスを入れたいようです。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS0902C_Z00C14A5PP8000/
日本経済新聞HPより
今は利益800万円までは15% これを19%へ戻すこと及び設備投資減税の
1部皆見直しにより、約2000億円の効果があるようです。
私の実感では、中小企業は景気回復は遅れているというより、
未だ不況の中に多くの企業があるというのが実感です。
ガソリンや軽油を多く使う業種は大変です。
その他にも電気代の20%近い値上げも響いています。
ほとんど、大企業が円安効果で業績回復を果たしているだけで、
砂の楼閣のような気さえします。
かのトヨタ自動車でさえ、法人税を前期6年ぶりに納めた
そうです。あのトヨタがですよ。
海外の売上比率が70%くらいある企業は、
日本国内では儲けられない構造になりつつあるということです。
そこで、取りやすい中小企業に目が行っているのでしょうか?
円高にもし振れたら、企業業績はまた落ち込む可能性大です。
減り続けている中小企業にこれ以上の税負担などを
掛けたら、踏ん張っている企業まで追い込んでしまうことを
危惧します。
国内の景気をもう少しつぶさに見て欲しいと思います。