銀行は主にルールとセオリー(行内の常識的判断基準)で
動いています。
そこに金融庁の検査マニュアルなども含まれてきます。
このセオリーをどれだけ知っているかです。
融資や不動産担保の設定・抹消の原則、
競売なども弁護士さんなどには頼まず
行員が申し立てをする所が多いと思います。
延滞状況によって取るべき対応など、
色々なことがあります。
そのセオリーをどれだけ知っているかが
大事なのだと思います。
それは勤務歴、地位、職務内容と権限などや
金融庁との検査経験などから
多くのセオリーを知り、それを上げればキリがありません。
幸いにして、長い間融資にかかわる業務についていました。
また、業務内容によっては全く融資に縁のない畑を
ず~っと歩く方もおります。
昔、テレビ局から任意売却に応じてくれない理由を
取材されたことがあります。
銀行のセオリーをお話しました。
譲れない金額を超えない任意売却は
無理な場合が圧倒的理由が多いのです。