7月3日付、日本経済新聞1面の「春秋」にこんなコメントがあった。
20世紀初めのフランスの首相であったクレマンソーが、
「公務員は図書館の本にちょっと似ている」。なぜなら
「一番役に立たないものが一番高いところに置いてあるから」
だそうで、「虎」と異名をとった強面の政治家はどうやら公務員が
あまり好きではなかったらしい。
思わず、一人ほくそえんでしまった。
確かにこういう一面はあるのかもしれない。
優秀な頭脳集団が未来の日本の姿は見えているはず。
自分の子や孫の時代に少しでもいい日本を残そうとする
想いがあるのか?不思議なのである。
自分が良ければ、子どもに財産を残せればと思っているのだろうが、
インフレになれば、お金の価値は下がっていく。
普遍ものなどないのだ。
最近の社会保障費、増税には少々嫌気が差している。
復興財源が全く関係ない事業に使われていたことも発覚した。
強制的に2.1%の復興増税を受け入れている国民には堪ったものでは
ない。