私が銀行交渉で割とスムーズに行く理由の
ひとつは金融庁以後の「銀行の償却・引当」の
仕組みを知っていることだと思います。
償却・引当とは…貸倒引当金と貸倒損失のことです。
それで、まだ専門用語かな?
貸している倒産の危険性を一定割合見て
その準備金を積んだり、貸出金を放棄すること
です。
その仕組みを説明するのは
「守秘義務に違反」する部分もあるし、かなり面倒な
説明になるのでやめますが、
「銀行の償却・引当」は最終利益に直結するので、
銀行に有利になる提案をすると
向こうとしても交渉のテーブルについてくれるのです。