利究のブログ「経営のへそ」-湖2

私が銀行交渉で割とスムーズに行く理由の


ひとつは金融庁以後の「銀行の償却・引当」の


仕組みを知っていることだと思います。


償却・引当とは…貸倒引当金と貸倒損失のことです。


それで、まだ専門用語かな?


貸している倒産の危険性を一定割合見て


その準備金を積んだり、貸出金を放棄すること


です。


その仕組みを説明するのは


「守秘義務に違反」する部分もあるし、かなり面倒な


説明になるのでやめますが、


「銀行の償却・引当」は最終利益に直結するので、


銀行に有利になる提案をすると


向こうとしても交渉のテーブルについてくれるのです。