利究のブログ「経営のへそ」-120505_1207~010002.jpg

そもそも金融が円滑に回っているのだろうか?

日銀金融緩和策を講じても、市中には回らず

銀行は国債保有残高を増やすのみ。

金融が円滑になっていないのに「金融円滑化法」の

梯子を外すのは如何なものか?

もう少し経済が回復してからでいいではないのか?

国債とて満期償還分と財政の不足分を新たに発行している。

リ・スケジュールと何らの変わらないではないのか

と言う穿った見方も出来る。

(反対意見もあるでしょうが(^o^)/、

中小企業は銀行融資以外に調達手段がないのです。)

こんな国家財政にしてしまった責任の

一端が財務省にあるのは否めないのではないでしょうか?

リ・スケジュール先の銀行の不良債権化を防ぐということは、

銀行を守る為に、

中小企業の多くが破綻の危機に

なることは痛痒にも感じないのであろうか?

2年以上ずっと利息だけしか払ってない先が

急に元金を払えると思っているのだろうか?

確かに再建の可能性の低い企業もあると思う。

安直に廃止すると資金不足になり、

社会保険料の一時的流用や

社員10人未満の源泉の特別徴収などに

未払いが生じる可能性だってある。

経過的緩和措置を金融検査マニュアル(中小企業融資編)

に載せることを強く期待する。

兎にも角にも、現場の大変さを一度真剣に見て欲しい。