シンガポールは
国際会議開催数はアジアで9年連続1位となっている。
ちなみに世界ではオーストリアがNO.1となっている。
シンガポールは狭い国である。
観光・金融の他、他国の企業誘致や優秀な人材の確保など、
未来投資を国家戦略としている国である。
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日本は豊富な観光資源や水産資源などはるかに恵まれた環境に
ある。それを活用しきっていない気がする。
中国・韓国の他、東南アジア諸国の観光客など、来日する国の層は
拡がっているのを感じる。
実際にシンガポールと取引のある日本企業へ税制等の恩典などを
条件に企業移転などを持ちかけているケースなどもあります。
これから10年を予測するような本が出されていますが、
必要なのは、危機感を共有して政治家・国民が
同じベクトルで
何かを変えることなのだろうと思う。
デフレを改善する議連などもあると思うが、食料品などは
すでに上がっている。そして石油も、その関連製品も…
デフレの主な原因を取り除かないといけないと思う反面、
グローバル化する中で、電化製品の値下がり、
スーツなどの衣料品の東南アジアからの輸入など
また、平均給与が13年位下がり続けている状況で
物が高くなったら消費が冷え込む可能性は高い。
実際、自分たちの若い頃はスーツは今以上に高くて
給与の半分くらいした記憶がある。
丸いの10回分割はとても助かった記憶もある。
デフレが全て悪いというわけではないと思うのである。
物が豊かになることは人の心も豊かにする。
将来不安に対する消費不況(本来使える人が使わない)
ことを きちんとした未来への国家戦略を打ち出して、
国民に未来が見えればきっと変わる。