新卒採用で入った会社を短期間で辞める若者も多いらしい。
再就職は大企業だけでなく、
中小企業ですら正社員への道は非常に険しくなる。
特に32—3歳を過ぎると更に厳しくなる。
辞める理由は様々であれ、運不運もあっただろう。
そして受け皿もないまま
フリーターやアルバイトで働く人の
年齢層が上がっているという。
最近の就職事情を考えれば、無理からぬことと思う。
私の所のような小さな事務所で募集をかけても 、
結構な人数の応募があった。
税理士事務所などでも、財務ソフトの進歩により、
税理士の代わりにパートを使って入力作業をして貰い、
給与の高い税理士資格者を雇わなくなりつつあるという。
士業も昔のようには行かないようだ。
銀行も昔は女子行員も沢山いた。
システムが進化するたびに
事務部門の人間は減っていた。
今や窓口も銀行OGが座り、
後方には、2-3人の責任者を含めた
男性行員がいるだけなのが、一般的ではないだろうか?
製造業の就業者はここ10年で2割減少している。
第3次産業へのシフト(サービス業)が 始まっている。
第3次産業は、アルバイトやパートの
占める割合が高い。
貧富の差が更に広がるのは、この国には
どうも合わない気がするのだが…