利究のブログ「経営のへそ」-120408_1738~010002.jpg

新卒採用で入った会社を短期間で辞める若者も多いらしい。

再就職は大企業だけでなく、

中小企業ですら正社員への道は非常に険しくなる。

特に32—3歳を過ぎると更に厳しくなる。

辞める理由は様々であれ、運不運もあっただろう。

そして受け皿もないまま


フリーターやアルバイトで働く人の

年齢層が上がっているという。

最近の就職事情を考えれば、無理からぬことと思う。

私の所のような小さな事務所で募集をかけても 、

結構な人数の応募があった。

税理士事務所などでも、財務ソフトの進歩により、

税理士の代わりにパートを使って入力作業をして貰い、

給与の高い税理士資格者を雇わなくなりつつあるという。

士業も昔のようには行かないようだ。

銀行も昔は女子行員も沢山いた。

システムが進化するたびに

事務部門の人間は減っていた。

今や窓口も銀行OGが座り、

後方には、2-3人の責任者を含めた

男性行員がいるだけなのが、一般的ではないだろうか?

製造業の就業者はここ10年で2割減少している。

第3次産業へのシフト(サービス業)が 始まっている。

第3次産業は、アルバイトやパートの

占める割合が高い。

貧富の差が更に広がるのは、この国には

どうも合わない気がするのだが…