67年前の3月10日東京大空襲の日でした。
浅草公会堂でも「写真展」が3月8~10日まで
開かれていました。
20世紀は「戦争の世紀」と言われました。
多くの血が、尊い命が流さ喪われました。
覇権主義の結果、二度の大戦、そして多くを日本も失った。
言問橋のたもとに、東京大空襲の慰霊碑が建っている。
いつも花が添えられている。
東京大空襲で両親を亡くされた方からも話を聞く機会を得た。
能弁な方ではなかったが、小学生で突然一人になり
生きてきた様には深く敬意を表す以外言葉がなかった。
第二次世界大戦を知っている世代からすると、今回の不況など
100年に一度の津波ではないと言う。
終戦後の物のない時代、ひもじさなど今と比べものに
ならないと笑う。
「みんなが一生懸命働けばいいんだ。」
笑いながら言う言葉には人生の年輪の重みが伝わる。
そう考えればそんなに悲観する状況でもない気がしてくる。
「大変」とは大きく変わるときに差し掛かっていること、
ピンチをチャンスに変えるくらいの気概を持って事に当たれば、
きっと道は開けるはず。
日本人の勤勉さや技術に対する探究心を信じたいと思う。