利究のブログ「経営のへそ」-120212_1901~010001.jpg

国会議員さんは総じて中小企業に対する理解度は低いと感じる。

票田としての魅力が乏しいのか?
いや、そんなことはないはず。

全就業者の70%が中小企業にいるのだから!?

金融検査マニュアルの債務超過など、

大企業と中小企業を同じ言葉で論じるのに、未だに違和感を感じる。

多くの中小企業の資本金は300万円や1000万円が多数派ではないだろうか?

最低資本金が商法で定められていた頃の名残りだと思う。

マーケットから調達出来る上場企業と違い、

中小企業は本当に社長一族が自らのお金を出した、まさに自己資本と言える。

最近の中小零細企業倒産原因の8割が販売不振だと言う。

そんな消費不況、デフレはリーマン・ショック以降、有効な経済対策も講じていられない。

日銀はリーマン・ショック以降60兆円の金融緩和策を行ったと言うが、

今回は1%というインフレターゲットを出したが、どういうシナリオで金融緩和策を行うか示されていない。

政策はやはり結果重視で評価されるべきと思う。

市中や国民の財布に届いてなんぼの世界だと思います。

銀行が金融仲介機能が落ちている時に、

どんな手段で、新しい手法で金融緩和策を行うか期待しつつ見たいと思う。