国会議員さんは総じて中小企業に対する理解度は低いと感じる。
票田としての魅力が乏しいのか?
いや、そんなことはないはず。
全就業者の70%が中小企業にいるのだから!?
金融検査マニュアルの債務超過など、
大企業と中小企業を同じ言葉で論じるのに、未だに違和感を感じる。
多くの中小企業の資本金は300万円や1000万円が多数派ではないだろうか?
最低資本金が商法で定められていた頃の名残りだと思う。
マーケットから調達出来る上場企業と違い、
中小企業は本当に社長一族が自らのお金を出した、まさに自己資本と言える。
最近の中小零細企業倒産原因の8割が販売不振だと言う。
そんな消費不況、デフレはリーマン・ショック以降、有効な経済対策も講じていられない。
日銀はリーマン・ショック以降60兆円の金融緩和策を行ったと言うが、
今回は1%というインフレターゲットを出したが、どういうシナリオで金融緩和策を行うか示されていない。
政策はやはり結果重視で評価されるべきと思う。
市中や国民の財布に届いてなんぼの世界だと思います。
銀行が金融仲介機能が落ちている時に、
どんな手段で、新しい手法で金融緩和策を行うか期待しつつ見たいと思う。