利究のブログ「経営のへそ」-111006_2029~01.jpg

有事の金と言われ、物価との連動性が高いと考えられている金がずっと上昇を続けて、この10年で約6倍となっている。(ドルベース)

それが欧州の金融危機を背景にファンドの利食いの売りなのか、

日本の相場ですると4,800円代から4,200円代に急落した。

金に関してはバブル説と先進諸国の財政状況や基軸通貨ドルに対する信用低下などや新興国の旺盛な需要から、金相場にお金が流れ込んで来た。


それと共に、金相場がプラチナを上回っている。

金と銀の比較も50倍となっている。

経験則から行けば、異常値と言えなくもない。

希少なプラチナが金より約15~20%高い価格で長年推移してきたし、

銀も金と1:15の法則が今は1:50まで広がっている。

経験則が通じないのか?

人間の飽くなき欲望が産み出すバブルなのか?

日米欧が共通に経験した土地・住宅バブル

欧米は、バブル退治と財政再建、景気回復に
必死に戦っている。

でも、未だに出口が見えない。

日本もバブル退治は一応終わったが、

その後は大きな財政赤字、経済の低成長に苦しんでいる。

日本国債のデフォルトも囁かれ、外貨(建て)への分散も始まっている。

新興国の成長率や高金利は魅力だが、通貨供給量が過小なので、値動きが荒っぽいリスクもある。

かといってドルやユーロを買う気にもなりにくい。

全く何を基準に考えればいいのか、歴史も容易に教えてくれない気がする。

素人の戯言かも知れないけれど?(-.-;)