利究のブログ「経営のへそ」-1本の木


私は自分なりの基準で、仮に取引先・知人のご紹介であっても


一緒に仕事をすることを断わることがあります。


基本的に企業は生き物で浮沈を繰り返すものです。


いい時は悪い時に備え、悪い時は凌ぎ


長いお付き合いをするには、お互いの相性と経営に関する


方向性がある程度一致していないと難しいと私は考えています。


得てして、紹介を依頼したのは社長の周辺の人で社長自身は


頼む意思がない場合などがあります。


私と普通に会話が出来なければ、コンサルティングは成り立ち


ません。 過去の成功体験が会社の変革を遅らせていることは


珍しくありません。 「変革なくして企業の継続なし」というのが


今のような時代の会社の有様ではないでしょうか?


変わることを恐れたら、企業は継続できません。


ですから、企業も仮に誰かの紹介であっても心から信頼できない


とか、心を割って話せないなどがあれば思い切ってコンサルを


断わるべきだと思います。