利究のブログ「経営のへそ」-ほうずき市

中小企業の底力を見損なっちゃいけない。


大企業と違い、利害関係人(ステークホルダー)


例えば株主は、大企業の場合一番恐れる存在


かたや中小企業は、ほとんど株主は社長本人か


ごく親しい親族。


逆に経営力が甘い部分も出やすいのだけど・・・


大企業のように配当など出さなくてもいいから


儲かれば内部留保は厚くなる。


今回の震災でも分かったようにサプライチェーンの多くを


中小企業が担い、高い技術力を持ち、その中小企業が


震災にあったために、世界の企業の生産が止まってしまう


ケースもあった。


誇るべき存在である中小企業の技術


全てに勝たなくてもある分野・部品・材料で特化している


企業は存外多いのだ。


今までは大企業のいいなりで受注を受けてきたが


今回の震災で自分の会社の優位性・技術力が立証された


企業は誇りを持って、価格交渉に臨んでほしい。


全就業人口の70%を抱える中小企業が良くなることは


日本にとっていいことだらけなのだ。