正直、最初今回の地震が起きたとき、
これほど大きな被害が出るとは思いませんでした。
日に日にもたらされる情報を見ると目を覆うばかりです。
自然は時に強大な力で人間に襲いかかり
残酷なほど強い爪あとを残しました。
東京でも、食糧・乾電池・トイレットペーパーなどが
在庫切れを起こしています。
東北地方の方を思えば、冷静な対応、分かち合いの精神で
買占めなどはお互いに避けたいものです。
内需不況下でのこの震災によって、政府は
おそらく大きな復興予算を組まねばなりません。
4月の統一地方選の実施も微妙な感じです。
この地震の影響で株価も急落し8400円台をつけました。
東京電力はストップ安→今回の福島原発の対応は
日本人に原子力発電を再考するに十分なインパクト
でしたし、「計画停電」も予測が難しいとは言え
情報に振り回された感があります。
日銀が金融緩和策15兆円を打ち出しましたが、
銀行が市中に資金を出さなければ余り意味をなしません。
節電のためには工場の操業一時停止、時短
商店の営業時間の短縮など企業にも影響が出ます。
特に体力のない中小企業には、一段と大変だと
思います。
震災対策融資を官民が一体になって行い、
経済の下支えになってくれることを切に願います。