金融円滑化法はリ・スケジュール(条件変更=元金据置や減額など)を
しても、正常債権でいいと定めています。
正常債権なら新規融資をしてくれても いい気がします。
でも、約束した返済を延ばすことは当初契約を守れない企業と
銀行は考えます。
ですから、リ・スケジュール後の新規融資はまず望めません。
でも、その前に銀行さんが融資をしてくれていたら
リ・スケジュールはしないで済んだ企業が多いと思います。
銀行の貸出平均金利は1%そこそこです。
欧米の金融機関と比べ、業務利益率が低いと言われています。
欧米の銀行はリスクに応じ8~10%くらいの金利を取って
貸出をしています。
日本のように安全運転ばかりでは利益は上がらないでしょう。