利究のブログ「経営のへそ」-雪景色

人はえてして自分の不幸には過敏なものです。

誰しも幸福を望みますが、


それを実感することにおいてはきわめて鈍感です。

日野原重明(聖路加国際病院理事長)


自分の痛みは分かっても、人の痛みは分からないもの

です。


今の学生の就職できない悩みもとても辛いものだと

は理解しても、その焦燥感や悩みを推し量ることは

僭越なことだと思います。


団塊の世代の定義はいくつかありますが、少なくとも


1年に200万人以上いる年代のリタイヤが始まっているのに


どうして求人が増えるどころか・・・就職難なんでしょうか?


工場のロボット化が進み、人手がいらなくなったこと。


工場の海外移転などの要素が根底には


あるのでしょうが、


若い世代が就職もできなければ


買いたいものを買えず、やりたいこともできない。


現役世代にお金が回らない限り、消費不況や


デフレは克服できないと思います。メラメラ