赤ちゃんの退院当日は、
お昼の授乳が終わってからとの事。
その前にお話があるので
早めに来てくださいと言われていた。

会計を済ませ、新生児科に向かう。
てっきり、新生児科で話をすると
思ったが、別室へ案内された。
主治医の先生と看護師さんと
談話室のような所で
話をすることになった。


『お子様の状況ですが…』


お母さん心配されてましたよね。
からはじまり、丁寧に話をしてくれた。
まず〝NT〟の状況。
あんなに大きかった〝NT〟も
特に現段階で問題がないとの事。

そして、病院独自で勧められた



この検査も特に異常がありませんでした。
心臓の〝左上大静脈遺残〟も
産まれてすぐと、その後の経過も見ても
合併症の心配は無いと告げられました。


面談と授乳を済ませて
ようやくロビーに向かう。
私の母が待ち望んだ瞬間だ




『小さいねぇ……可愛い』



念願の抱っこをし、
早速チャイルドシートに乗せる。


『いや可哀想よ!!小さいのに
    ベルト締められて』


『絞めない方が危ないって!』



『抱っこしたままじゃダメなの?』



『今は、チャイルドシートに乗せないと
    ダメって決まってるの』


不慣れな状態で、やっとこさで
車に乗せて、我が家に赤ちゃんを
迎え入れた。



生きてる心地が無い位
悩んだ数ヶ月。


やっと無事で産まれたんだと
実感しました。


先生が心配性の私に
フォローアップ外来の予約を
入れてくださいました。


〝NT〟なんて妊娠前は知らなかったし
告知されるまでなんの事かも分からなかった。
告げられた時は怖くて
どうして私なの?と何度も責めました。

ブログを書く前は
私のように悩んでる人がいたら
少しでも励みになるかもと言う気持ちが
あったのですが、
それは単なる独りよがりな気持ちだと
感じています。

私の子供は、NT8mm以上でも
結果として異常なく
わずか10%の確率の健常者で
無事産まれてくることが出来ました。

ただ、他の方が同じとは
決して限らないのです。

NTが私の子より小さくても
染色体異常になる事だってあります。

だからこそ

NT=疾患ではない。
決めつけて早とちりに動かないで欲しいと
願っています。

NTを告げられな方の
すごく不安な気持ちは誰よりも
分かります。
残酷な行動をしている自分が
なんて罪深い人間なんだろうと
責めたりもしました。

NTで疾患と決めつけて
諦めていたと思うと ゾッとします。

どうか、せっかく授かった命
産むのは授かった夫婦の自由です。
だからこそ責任が伴う。

でもそこは、
確定診断を持って
結論を出して欲しいと思います。


〝中期中絶〟は、
肉体的にも精神的にも
大きなダメージを与えます。

だからこそ良く考えて
欲しいと思います。

他人の意見なんて鵜呑みにする
必要は無いです。

まずはご夫婦。
そして夫々の両親との話し合い。

産む決断も
諦める決断も

そのご夫婦の自由です。


ご夫婦にとって
1番納得が出来る
結論が出ますように……











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